来年で75才という年齢に到達する。江戸時代の平均年齢からするとおよそ3倍近い時間を生かさせてもらっていることになる。そうは言っても人の一生なんて光陰矢の如しであっという間に通り過ぎてしまうんだな、というのが正直な感想。
 今までの人生をふり返ってみると自分の「人生のサイクルは15年周期」で印象に残る節目があったことに気づいた。
15歳で今の女房と出会い30才でランニングに目覚め45歳で脱サラをし60才の時に新社屋を持った。これら15年毎に訪れた節目はその後の人生を大きく変えるできごととなり今の自分に繋がっている・・・不思議なものである。
そう考えると今年の秋、75回目の誕生日は5回目の15年周期となるのだがどんな年になってゆくのか?
図らずもコロナ禍が来ていて世間も世界も一大転換期になろうとしている。大切なことは至近事である女房の介護と家事を丁寧に丹念に過ごすこと、事業に関しては「人づくり」というモットーを崩さずに対峙すること、コロナ禍を冷静に精緻に見極めること、あとは傍若無人な中国の立ち居振る舞いに天罰が下り世界の左右両極のバランスがうまく保つことを願うことか?
地球温暖化の影響により地球の自然環境変化には一層か拍車がかかり海面上昇などで埋没してしまう島国が出てくるかもしれないし永久凍土の溶解で新たなウィルスが発生しコロナ以上の難敵が現れる公算も高い。
人間は自らの欲望などに偏らず「自然によって生かされている」という原点に立ち戻る意識をもって生きてゆかない限り「滅亡」というシナリオに向かって突き進むことになる。「十戒」や「天地創造」といったキリストの教えが現実のものになるかもしれないという「恐れ」をもう一度振り返ってみるべきなのではないか?