明けましておめでとうございます!
太平洋側は穏やかな晴天で新年が明けました。日本海側はロシアからの寒気によって記録的な豪雪に見舞われている。例年冬は降雪と思うが除雪で明け暮れする地域の方々はやはり大変な作業だと思う。
コロナ禍で20,21年はニューイヤー駅伝もゆっくり観ずに過ごしたが今年はじっくりテレビ観戦することができた。高校、大学と長距離走で活躍してきた面々が実業団チームに所属してしのぎを削ったわけだがそれぞれのランナーがやがて活躍の舞台をフルマラソンに移し世界記録を目指すことになるのかなあ・・といった目線で観戦していた。
世界は2時間02分台まで記録が伸びているので05分、06分台で行き来している日本人ランナーはもうひと踏ん張りしてアベレージで04~05分台の記録にステージを上げてゆかないと取り残されてしまう・・といった印象が強くする。
 

 昨年おこなわれた五輪や世界陸上といった国際大会がおこなわれる都度トラック&フィールドでおこなわれる日本陸上界のレベルの低さを痛感する。長距離走を含め陸上競技の元締めは日本陸上競技連盟が強化方針も育成主導もおこなっているわけだが選手強化につながる育成も保護も「やってる」感があまり感じられず競技を目指すアスリートの多くは「締め付け」や「規則」といったことの方が強く伸び伸びとした環境でスポーツを楽しみながら高みを目指す、といった環境には程遠いような状況なのではないか?
 新年を迎え減ったとはいえ故郷で新年を迎えるため人の移動はある。正月を祝うため飲酒や宴会の機会も多くなるから人流も3蜜もゼロではないから感染拡大は心配だ。オミクロン株は感染力がそれまでの株と比べると強いらしいから余計だ。
今年もコロナウィルスとの闘いで終始する1年になりそうだが人類の英知によってインフルエンザ並みにまで抑え込めることを期待したいしそうならないと社会活動の回復も見込めない。
人類の歴史はウィルスとの闘いの歴史でもある。元凶は地球温暖化だがこれの勢いをどこまで食い止めることができるのか?COPどころか人類全体が死に物狂いになって温暖化を止めない限り地中の新たなウィルスは次から次に現れてくる、という現実に対する警鐘を鳴らさないと本当にヤバイことになってしまう。
新年をどう迎えるか?というより「この先どうなるんだろう?」という不安の方が勝っている新年の心境である。