オミクロン株が日本国内でも市中感染を始めている。政府の水際対策の信憑性も明確でないし国内での検査体制も確立されていない、ワクチン接種計画のうちどれだけのワクチンが備蓄または輸入されるのか?量的に供給は充足されるのか?国内産ワクチンの生産計画は?接種のためのマンパワー体制は確保されるのか?等々不透明な事柄が多すぎて全くわからない。一刻も早く国民に向け分かりやすい言葉で現状と先行きに対する説明を政府はするべきである!現状を見る限り日本のコロナ対策はハッキリ言って「ノーガード」に近い状態、といえよう。
民業に従事する我々はこれらコロナに対する国の取り組み方を見ながら短期の計画しか現状では立てられないのが実情である。
新型コロナウィルスが地球に発生して丸2年が経とうとしている。しかし発生起源も未だ特定されていない(おそらくは中国武漢だろう)。ウィルス自体の解明も未だ半ばの状態・・・それゆえ対策も人流削減や行動制限など消極的手法しか講じることができない。つまりすべてが後手を踏んでいるのが実態だ。
私たちのようにイベントを中心に活動している事業は手足をもがれた状態でどうすれば生き残ることができるのか?を暗中模索しているのである。
とはいえ生きてゆかなければならない現実があるから守り一辺倒では死を待つのみになってしまう。
コロナ禍によって「負」ばかりあったわけではない。このような状況だからこそ工夫も知恵も巡らせることができたことも事実。
それが感染防止対策の具体的手法であり、給水所無人化の加速であり、蜜回避のためのスタート方法の劇的改良などである。
オミクロン拡大やデルタ株による第6波の襲来時期・規模にもよるが来年2月予定の湘南国際マラソンは開催する予定だ。丸年2年、大規模な市民マラソン大会のすべてが中止となり市民マラソンはまさに風前の灯火となってしまっていたが〝反転攻勢〟はいつか誰かがやらなければならないことは紛れもないこと。今考えられるあらゆる対策を講じランニングを愛し、ランニングを楽しむ市民ランナーのみなさんが歓喜のゴールを一人でも多く踏むことができるようウェルネススタッフは全力投球の真っ最中。フルマラソンはもとより4月からは富士五湖、5月野辺山、6月高山といったウルトラマラソンも来年は再開する予定です。準備する我々はもとより参加するランナーのみなさん、大会を支えてくれるボランティアのみなさんなど大会に関わる全てのみなさんが万全な感染防止対策を取り〝コロナ駆逐〟に向けて「一丸」で雄叫びを挙げようではありませんか!?「すべては走ることから始まる!」です!!