2020年3月辺りから本格化した日本国内での新型コロナウイルスの感染拡大。ことの始まりは当時横浜港に寄港していた大賀かクルーズ船ダイアモンドプリンセス号内で感染者が発見されたことから騒動に火がついた。

 当時中国武漢の海鮮市場がウィルスの発生源とされていて中国はその火消しに躍起となっていた感があった。コウモリ由来の細菌が市場に出回りそれを食べた人が肺炎を発症し感染が広まった、とされていた。 

 

日本~イタリア~ヨーロッパ各国さらにはアメリカ・豪州・アフリカへとウイルスは瞬く間に感染が拡大していったが当時WHOはこのウイルスをさほど危険視しておらず武漢への査察もおこなわずむしろ中国を擁護するかのような発言を繰り返し世界からひんしゅくを買った。

 そこにはWHOが中国から資金援助を受けているから、との憶測があったがWHOへの資金供与は中国よりもむしろ米国や日本の方が桁違いに多い事実があったわけで当時のトランプ大統領が激怒するのは当たり前事だったのだ。

 

 感染拡大後1年以上経った今年の3月、ようやくWHOが武漢に査察に入ったがその内容は形だけのもので査察団の中国入国時には足止めされる始末。つまり世界保健機構WHOは中国の言いなりだったのだ。

 発生から1年半の間にウィルスは変異を繰り返し感染力も強くなり、毒性も強くなってきていて致死率や実行再生産数も上昇したものが日本国内で蔓延を繰り返しているのが現状だ。

 

 今はともかくワクチンを一人でも多く打つこと、これが感染拡大を食い止めてゆく唯一の手段、といっても良い対策になっている。こんな状況でも相変わらず政府も核都道府県も対応が遅く菅総理の発言と現実のワクチン接種には大きな乖離が起こっており先行きは全く見えていないのが現実だ。

 人流を止めること、一人でも多くの国民にワクチンを投与すること、集団免疫獲得に向けた政策を総理自らが「本気で」打ち出さない限りコロナとの共生なんて夢のまた夢、となるのである!もっともっと「魂の溢れた政策展開を!」声高に発信し国民に訴え変えてみろ!そうすれば少なくとも今よりは政府の、総理の声に耳を傾けるだろう。