相変わらず国内での新型コロナの感染拡大は続いている。政府は専門家会議などの意見を参考にしながら、感染抑止と経済対策の両面にわたる対策を講じようとしているが何れも肝を衝いた対策はとれていない。素人的発想かも知れないが、逼迫する医療体制の現状をみるに最も注力し財政投入すべきは人材確保・収容施設確保・治療用材確保(ECMO 、検査キット、マスクなど)だろう。
 

 医療スタッフに関して言えばDrは難しいが看護師や看護助士に関してはOB招集、医科大学4年生や看護大学の4年生を活用するなどしてともかく人材確保することもアイデアのひとつだろう。ニュースで伝わってくる内容を見ると医療従事者の年末ボーナスがカットされる話や労働に対して対価が見合わずやめてしまう人材が多くいる、など財政投入すれば解決しそうなことが多い。

 

 今回のような状況の中で医療従事者確保は政府が現状を〝国難〟云々するなら真っ先にやらなければならないことだろう!?菅総理が珍しく記者会見をやっていたがその内容は抽象的な表現ばかりが目立ち的を衝いた肝心事はほとんどなく聞くに堪えないものだった。
 

 一国の総理なら国民の誰もが期待する医療と経済に対するポイントを衝いた考えや具体的方策が聞きたいのだが、全くの期待外れに終わってしまった。これはコロナに対する対策だけでなく様々な政策面でも同様で国のかじ取りをするべき政府や政治家たちが当を得た施策を展開してくれないと「この国は一体どこに行こうとしているのか?」が見えず暗澹たる思いに覆われるばかりである。
 悲観的材料にばかり気を取られていると事は一向に進まないことも確かだから私たちはある意味コロナを恐れず自分たちがなすべきことをしっかり見据えて「手を打つ」ことも必要、と考えようと思う。


 2020年も今月で終わるわけだから来る2021年に向け自分たちのジャンルでやらなければならないこと、それは従来から取り組んでいるマラソン大会を再開することだ!ランニングを愛好しているランナーのみなさんが渇望しているマラソン大会の再開だ!感

 染防止のための具体的対策を含め、今はスタッフ挙げて再開の準備を進めているのでもう少しだけお待ちいただきたい。