夕方、空を見上げたら秋の訪れを感じさせる巻雲が筆で刷いたように浮かんでいた。

 

温暖化で非常に高温になる夏の陽気も秋雲が訪れて,

季節替わりを感じるから何となくほっとした気持ちになれる。

 

政局も安倍総理の健康不安説がメディアの話題に上がり秋から年末にかけては一波乱起きそうな気配、

また尖閣列島周辺での中国公船が不穏な動きを繰り返したり米中間の衝突が危惧されたりコロナ渦にあっても国内外はなかなか安定した状態にはなっていない。

 

コロナによって社会活動は一気に不安定な状況に落とし込まれ、従来の活動が叶わなくなってしまった。特に集客を伴う大きなイベントやスポーツの開催がやりにくくなり、ある意味文化活動は停滞状況に追い込まれている。

人の生活には芸術・芸能・スポーツ・趣味活動は不可欠でこれらの存在が生きてゆく上でのうるおい、生き甲斐、達成感などを醸成し結果経済活動の活性化に寄与するところが大きいので多少形が変わったとしても、一日も早い再開が待たれるところである。

 

別の見方をすれば感染拡大防止や抑制を考えることで、新たな取り組み方や開催方法を生み出す工夫も間違いなく生まれるわけで、コロナのような負の遺産を「糧」に置き換え新たな発想で事を起こせば良い。

 

ご存じのように私は市民ランニング界という舞台で活動しているので、フルマラソンやウルトラマラソンが主戦場です。

今年はすべてのランニングイベントが開催できない一年だったので、これら大会の再開に向けて今一生懸命〝新しい大会づくり〟を模索してます。間もなく次回、湘南国際マラソンの開催スタイルをみなさんにお伝えするタイミングがきます。

勿論、コロナ対策も具体的に立てていますし、走る時の「新たな給水方法」も提案します。

何よりも大会開催が単に楽しみの場になるだけでなく、環境改善につながる展開もやります!おそらくこれらの取り組みは、次世代につながるマラソン大会の開催手法の本流になってゆくものと思いますので是非、理解と協力をお願いしたいと思います。

 

湘南が新たな取り組みの発信源になるよう期待していただきたいと思います!