昨日は梅雨の合間か、太陽がいっぱい出ていて暑かった!
 新型コロナ感染、28日は都内で60名の新規感染者を確認。中国北京近郊の町でクラスターが発生しロックダウン、アメリカ・ブラジルの感染拡大中、など未だ収束見通しはたっていない。


 経済は様々な分野で活動が始まっているが、それぞれが暗中模索といった感じだ。私の会社では3月以来在宅でのリモートワークが現在も続いているが、コロナの発生により働き方もこれからは大きく変わってゆくことを実感している。結果論だが政府が考えていた「働き方改革」がコロナの発生で視点を変えて、否応なしに改革せざるを得ない、というところが現実である。


 ひと昔とは違い、社会インフラの中でインターネットが発達したことにより事務的な情報交換はテレワークでも可能、ということが分かってきている。突っ込んだ会議や打ち合わせなど、対面でやったほうが中身の濃い結果が導き出せるものは従来通りの方法が併用されるだろうが・・・。


 この週末、都知事選挙がおこなわれるがコロナの発生により人口集中圏の見直し議論が起こっている。つまり首都機能の分散化だ。1極集中していた場合の起こる機能不全に対する考え方なんだろうが、もう一つ考えておかなければならないことは地球温暖化によって起こってくる大きな環境変化のこと。温暖化によって四季が崩れ2季化が進んでゆくことは明らかなので、やがて東京は熱帯化が進むだろうから、時間的に余裕をもって首都機能を北海道に移転することを真面目に考えなければならないのではないか?

大事なことは政府と識者が

  • 世界と日本を常に対比してみる目をもつこと(大局観、日本は世界からどう見られているのか?ということを常に認識しておくこと)
  • 自然環境が30年単位でどう変化してゆくか?を的確に見極めること(地球規模の変化を敏感に察知し国土を守る意識を明確に持つこと)
  • そういった流れの中で日本の国体(国としての姿)の将来像をしっかり定めること
  • 自国防衛に徹し外部から不可侵の自衛手段を構築すること(外敵に侵されないハリネズミになること!)
  • 安易に妥協・迎合せず常に毅然とした外交に徹すること
  • 戦後怠ってきた「人づくり」を徹底しておこなうこと(欧米にへつらうことなく日本固有の精神性を取り戻す人づくりをおこなうことが肝要事である。そのためには正しい倫理観・見識をもった人材を一人でも多く育てる必要がある。未成熟な人間が多すぎる。だから愚にもつかない事件が後を絶たない)


 おそらく日本人は世界に類を見ないくらい優れた民族なので、改めて育成を心がければ30~50年で本来の日本人をとりもどせるはず。
 国づくりは人づくりであることを再認識して、すぐさま人づくりに着手すべきである。

  • 二大政党制を敷き政権を国民のために競わせる体制とする、1党多弱、といった政治構図は何も生み出すことはできない。

 倒幕を遂げ新しい国づくりに向かっていた維新の頃は、国のあるべき姿を明確に描いて奔走する「憂国の徒」が数多くいた。彼らには保身も我欲も無く国と国民のため、という大義と大志をもって奔走していた。見方によって時代は違えど日本を狙うロシア・中国・韓国 朝鮮・アメリカといった日本包囲網が姿を変えて存在する現代だからこそ、これらと対等以上の折衝をおこなってゆくには気骨と気概と正しい見識に満ちた政治家・官僚がいなくてはならないはずだ。

 先日逮捕された河井克行議員夫妻問題で、広島県内政治家への買収拡大露見が止まらない。首長、県議、町議含め40名の告白ドミノ状態になっている。結局は自民党の選挙戦術が引き起こした事件であることは明白で、この事案は氷山の一角だ。長期政権の灰汁がここにきて一気に出始まった感がある。私たち国民は冷静に正しく時局を見極め、見識をもった生き方を改めて見つめなおさなければならないことを意識したいものである。