この一週間で気になったことはやはり国政のこと。
 コロナ渦にあっても開催中の国会は会期通り閉会してしまった、ということだ。


 3~5月のコロナ感染の最佳境期には緊急事態宣言まで発出していて、国民や事業者に自粛や行動制限を出し、ある意味制約を課しておきながら、検察庁問題、公職選挙法違反他容疑を起こした河井克行・案里夫妻逮捕問題、公文書改ざん問題、森友・加計学園問題など、解明・説明もおこなわなければならない事案に、半ば蓋をするように閉会してしまう政府の所業に「唖然とする」思いで一杯だ!


 表には出ていないのでよくは分からないのだが、医療が崩壊しかけていたり事業者が自粛で休業や倒産が相次ぐ中で、国政運営をしている責任者や閣僚たちが、国民の窮状を肌身で感じるように現場に出て声を聴くなり激励をするなりしてもバチは当たらないだろう⁉と改めて政治家・官僚の責任意識の低さを嘆かわしく感じたものである。


 国会答弁や記者会見などの場面で安倍総理は「遺憾に感じる」「真摯に受け止める」「深く反省している」を連発しているが、国民が納得するような説明がただの一度でもやったのか?

 特に河井議員夫妻逮捕に至っては1億5000万円の選挙資金(同一選挙区の他の自民党議員には1500万円)という法外な資金援助をするって一体どうなっているのか???議席確保上の裏取引は当然あったのだろうが、これほどの選挙資金拠出には政党幹部の承認無くしてはできない額だから「知らない」では済まされないのにしらばくれてしまう・・・腐っているとしか言いようがない。この国の先行きは「不安」しか残らない・・・。