パリでアルカイダを名乗るテロが起こった。

新聞編集者と風刺漫画家や風刺作家が10人も殺害された。まだハッキリ分からないが逃走途中で発砲・殺戮を繰り返している。

イスラム教自体が問題というより一部の狂信派によるテロ行為で犠牲になるのは大抵一般市民だ。宗教・信仰は当然自由だが盲信・狂信による勝手な行動は絶対に許してはならない。

日本は海外諸国と比較しても安全な国と言われているが、対テロや突発的自然災害などへの危機管理と対応は稚拙なくらい脆弱な気がする。危険に対する意識の希薄さは情けないくらいだ。原発にしてもモラル的にも被爆国としても開発も稼働も絶対にしてはならないことを陳腐な理由で手をつけてしまっている。このように安直さしか感じない政府や官僚の存在が日本と国民の行く末を非常に危ういものにしている、ということに皆は気づかなければダメだ。

1960年代、日本は復興の真っ只中にいた。当時は政治家も選挙民も学生たちもみんながこの国を良くしたい、という気概やエネルギーが充満していた。それから50年が経ち、良くも悪くも社会が成熟?してきたため挙国(国民挙げて)一致して国が抱える課題や問題を解決しなければ・・・という意識が無くなってしまった。東日本の震災発生は国民が覚醒する機会だったのに・・・・悔やまれならない。