女性はビキニ、加熱しすぎの中国富裕層のお見合い | 岡山裕治オフィシャルブログ

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作家兼起業家の岡山裕治です。国際派作家として、アツイ気持ちを語っていきたい!!

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男性の入場料125万円

著しい経済成長とともに、富豪の数も急速に増えている中国では、お金持ちと結婚したい女性と男性富豪との“お見合い”が流行している。そんな中、湖北省武漢市にある東湖の砂浜で、女性が水着姿でキャットウォークするという驚きのお見合いイベントが行われた。

このイベントに参加する男性富豪の条件は、資産が3000万元(約3億4000万円)あるか、年収が100万元(約1200万円)以上。さらに、9万9999元(約125万円)という高額な入場料を支払わなくてはならない。

一方、女性の参加費は無料だが、何回もの予選を通過する必要がある。このお見合いイベントには女性220人が応募し、その中から選ばれた60人が水着選考に進んだ。さらにこのイベントで優秀者として選出された女性は、来月開催予定の“豪華クルーズの旅”に富豪とともに出席できるという。

水着選考に臨んだ女性は、スタイル抜群で美しいというだけでなく、高学歴なホワイトカラーや大学生も少なくなかった。中には、自分自身の家柄も裕福だが、本当の愛を求めてお見合いにイベントに参加したという女性もいた。 

中国メディアは批判的に報道

参加者の大多数はビキニ姿だったが、中にはスカートをはいている人もいた。その中の一人は「お見合いの服装は本来きちんとしたものであるべき。私は水泳のときか、美人コンテストに参加する時にしかビキニは着ない」と主張していた。

一方、舞台下の男性富豪たちは笑顔で拍手を送りながら、時々お互いに話したりして、妃となる女性を選んでいるようだった。

こうした驚きのお見合いイベントは、中国の各メディアが一斉に報道した。だが、殆どが否定的な見方ばかり。「お金持ちの相手を見つけることに時間を割くことが本当に幸せか」と参加女性を批判するものや「どこが愛を求めた結婚なのか? 人身売買と同じだ」という意見や、「みなお見合いに来たのだから、どうして男性も服を脱いで身体を見せないのか?」というものもあった。

主催者側は、既に先週、面接審査などをおこなっていて、水着ショーはより美しい女性を選ぶための、お見合いイベントの一環に過ぎないと主張する。だが、彼らは主に男性の要求に応える形で事業を進めているため、不公平感は拭えないというのが事実だろう。



こんな事を平気で行うことが今の「現代中国」の姿であります。

こんなのは、先進国でもモラルの問題などが出てくるので、

番組になる前にボツになるのが先ですが中国では事情が違うみたいです。


肝心なのは、お金に関する、人生に対する、「価値観のズレ」が

平然と「それがスタンダードでしょ!」という価値観があるので、

誰も止めることなどできないというのが現実であります。


それが積み重なって「拝金主義」という価値観に行きつきました。

簡単に考えてみると、応募する女性の方は

「宝くじを買うよりも、お見合い結婚した方がオッズが高い」

ということを理解しており、短期的な結婚であろうが、資産は半分もらえるようになるので、

「割り切り結婚」と言われるぐらいであります。


去年にスタートした江蘇衛星テレビのお見合い番組の

“非誠勿擾(本気でないなら邪魔しないで)”では、衝撃的でした。


番組の中で24人の独身女性の1人として出演した22歳のタレントの“馬諾”が、

自転車好きの無職青年から「僕と一緒に町を自転車で走り回りたいと思わない」と

質問を受けて、「自転車に乗って笑うより、BMWに乗って泣く方がいいわ」と

けんもほろろに答えたことが大きな話題となりました。


この言葉はメディアを通じて中国中に報じられ、

馬諾は“宝馬女(BMW女)”で拝金主義の権化みたいな

存在だという批判が巻き起こったのである。


そんな機会から生まれる「お見合い婚」から

本物のラブストーリーが生まれるでしょうか?


本当のラブストーリーは、

立場などに左右されない状態で結婚を申し出るのが本当の姿だと思うからです。


このような排他的な思想が広まっていくことを

一番恐れているのは実は彼らの両親ではありません。


それは「中国政府」であります。

型にハマらない思想が広がってくると、

制御するということが難しくなってくるからです。


貧富の差が広がる中国では

どのようにして調和の取れる社会を築くことができるのでしょうか?


十分に考えてみる価値はあると思います!