10年後の中国は“赤い帝国”マオイズムの下で社会改良は困難
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20110628/221167/#author_profile_tag
先週の記事になるが、彼の視点は非常におもしろい。
この記事を読んだ読者の中に興味深い感想があった。
今迄の筆者の事と違い、ようやく現代中国が抱える問題の本質に触れる所まで来た様に思います。但し、他者の考えを紹介するのみで筆者の考察が無いのが残念です。
いや、この人は間違ったことを認識して感想を書いていると思った。
別に、加藤さんを擁護する気持ちはないが、彼の記事を常に読んでいる私の見解では、あれだけの事を正確に読者に伝えようとしている文章力と思考力は、並大抵な実践を積んできた人しかできないだろう。
なぜなら、彼の意見がコラムの中に無いと言っているが、十分に入っている。
尚且つ、余韻を残すかのような表現で文章の構成が成り立っているので、読者としては十二分に、彼とのやりとりの流れが把握できる。
読んでいて、非常に勉強になった!
彼独自の味が出ているので、非常に良かった。
物事には「常に2つの側面を伴っているので、常に表という状態もなく、裏という状態もない」と、私は思っている。だから、その中で揉まれながら、ストーリーを他人に伝えようと努力をする。だから、逆に著者を引きただせてくれるのが批判者なのである。
批判を恐れていては、何をすることもできない!前進するから批判に遭遇する。
その結果が、人を前進させる力になるであろう。
コラムを読むことが日課になっている私にとってみれば、おもしろい視点で物事を書く、人に是非とも会ってみたと思う。それまでに、しっかりと自身が力を付けなければならないということでもある!