ごきげんよう!森澤勇司です!
今回は
「解釈」をテーマにお届けします。
お仕事のヒントになれば幸いです。
さてさて
ネットニュースを見ていたら500年に
一度の惑星直列だとか。
それはすごい!!
宇宙に行って見ることはできないので
早速、シミュレーションしてみました。
7月4日20:00
んん???
直列??
あっ
全部じゃないのかな
範囲を広げて土星まで入れてみました。
こんな感じ
デカいから
重なっているので
直線にならぶという解釈なのかもしれないですね。
およそですね。
ホロスコープはこんな感じです。
7月5日の20:00では月が地平線にあるので
21:10に地上から見た空を再現してみます。
土星を肉眼でパッと見つけるのは
かなり大変です。
木星は東京でも肉眼でよく見えます。
晴れたらどんな位置なのか
観察してみようと思います。
じゃっかん忘れそうな気もする(;゚ロ゚)
星座線を入れるとこんな感じ
星座の名前を入れるとこんな感じです。
磨羯宮には射手座がありますから
満月は射手座にかかります。
画像は7月5日なので1日前です。
○宿になります。
これは暦より目視か
シミュレーションで確認した方が確実です。
能楽は月と二十八宿に関する事が
多いのでよく調べるようになりました。
渋谷にプラネタリウムがあったとき
父が映画を見に行こうというと
「プラネタリウムじゃないといかない!」
とかなり星空ずきな子どもでした。
後で関係してくるとは思いもよりません。
能楽を始めたときも
星とは関係ない世界だと思ってました。
10年くらい前に
JAXAの方と星の観察をしていて
『日本書紀』や『明月記』と
関係ある事を知りました。
それから調べ始めると
二十八宿、龍神の出現など
能楽にも星がかなり
関係していることが分かりました。
↑これも星座です。
これは自分にとっては嬉しい発見で
いままで点だったことが
一気につながってきましたね。
ほんとに面白い世界です。
「修身斉家治国手平天下」という
世界平和と日常の関係をかたる「礼記」にも
星の事が結構出てきます。
というより古典全般に
現代の物よりも星のことは多いです。
そもそも
「惑星」とは惑わす星ですから
観測している人も驚いて
見ていたかもしれないですね。
「吾妻鏡」にはよく
金星と火星はよく登場します。
日本書紀には月と木星。
時代によって気になる星も
変わるみたいです。
望遠鏡が出来たから
いままで見えなかったことが
気になるようになって来るのでしょう。
こうした今まで見えなかった世界が
見えるようになると解釈をしたくなってくる。
この解釈は西洋に多く
日本にはかなり少ないです。
この理由については
また改めて
いつも最後まで読んでいただき
有り難うございます!
またお目にかかりましょう!!!