ごきげんよう!森澤勇司です!

 

 

今回は
「分類」をテーマにお届けします。

お仕事のヒントになれば幸いです。

 

「面白い」の語源

「面白い」をキャッチする習慣

 

 

③和歌の「面白い」題材選び

④おまけ

 
それでは、本格的な和歌の題材や
詠み方は専門的な勉強が必要です。
 
しかし、
その分類はそれほど複雑なものではありません。
 
今日はブログの題材にも使える
和歌の分類をご紹介していきます。
 
「面白い」事柄をキャッチする
アンテナとしても効果的です。
 
学校の勉強のような事はパスして
いきなり内容を掘り下げていきます。
 

分類はどこから来たのか

世界最古の詩集と言われる
「詩経」のなかの詩の種類から
わかりやすくまとめました。
 
日本では「古今集」の序文に
和歌の種類として分類が転用されてます。
 
これを更にかみ砕いて
古代の人への尊敬と
現代でも「面白い」と感じる
感性を磨くアンテナとして
使ってみようという試みです。
 
では行ってみましょう!

内容3種類

①流行

流行っているもの、
時事ネタ、地元ネタ
 
もともとは地元の民謡などを
集めたものです。
 
地元の人や
その時代に生きているから分かること
 
今だったら
「新型コロナウィルス」
「自粛」
 
というのもこの①番目の
題材になります。
 
いまyoutubeで人気1番とか
ランキング1位、今
 
多くの人の共感するもの
これが3000年前から
今に至るまで題材として選ぶ基準になってます。
 
 
能楽も古いようでいて
出来た当時は最先端。
 
まずは
流行っているもの
時事ネタ、地元ネタ
このアンテナを立てていきましょう。
 
 

 

 

 

 

②雅なもの

宮中や雅な世界を歌った詩の分類です。
 
今だったら
セレブな芸能人や
成功している人との逸話
 
ツーショット写真なども
このジャンルにいれてもいいと思います。
 
高貴な方の話題
 
また
高級な体験
 
現代だったら
リア充
こんなアンテナを立てていきましょう。
 

 

 

 
 
 

③ホメ

先祖や過去の偉人への尊敬
 
褒めると行っても誰でも出はありません。
 
元々は先祖の祭礼などで歌う詩を
集めたものです。
 
 
現代だったら
すでにいなくなってしまった人の
言葉や名言。
 
尊敬の念なども
このジャンルにいれて
いいと思います。
 
 
先祖、祖父母、親兄弟、
先生、師匠、
 
そんな目上の方
年下でも学びになる
尊敬する人物の逸話など
このジャンルにいれて
行きましょう。
 
ホメ
リスペクト
尊敬
どれでも
自分にしっくりくる言葉で
アンテナを立てていきましょう。
 

 

 

 
 
 
 

表現3種類

次に表現3種類です。
かなりわかりやすくしていきます。
 
小学生でも応用出来る所を
目指していきます。
 
 

①そのままを伝えている

 

 

脚色しない、そのままの事実だけをつたえる。
 
 
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」
             「雪国」川端康成
 
 
事実だけを伝えていくような世界観です。
 
元々は詩とか和歌の題材ですから
小説のような長いものではありません。
スパッと事実を伝える詩や和歌には
「そのままを伝える」分類がされています。
 
 
 
 

②比喩

「例えば私の友達に、、、」
 
といって自分の事を話す人も
この比喩です。
 
直接、事実を語らずに
別な事柄に例えて作られた
詩の分類です。
 
たとえ話全般に
このジャンルに入ります。
 
 
「壁にぶち当たる」
 
 
これも比喩ですね。
 

 

 

 

比喩で伝える詩は
解釈が必要になります。
 
非常に頭が鍛えられます。
 
逆に人に頭を使わせるのも
この比喩の表現です。
 

③別なものに例える

 
沙羅双樹の花の色
生者必滅の理を現す
      「平家物語」
 
 
アンパンマンは擬人化
 

 

 

 
 
月を人生に例えたり
 

 

 

花を容姿に例えたり
 
 
例えはいろいろです。
 
猪突猛進
というのも例えですね。
 
 
「聖書」でも多く出てくる
パターンです。
 

実際に使う公式

最後に今回のまとめです。
 

内容3種(メモにとっておく)

①流行→時事ネタ、地元ネタ
②雅→リア充
③ホメ→リスペクト、尊敬
 
 

表現3種(調理法)

①そのまま
②比喩
③別なもの
 
これかが3000年前の詩の分類
それをかの有名な紀貫之が和歌について
採用した分類です。
 
内容×表現=今日のオリジナル
 
かなりザックリしてますが
ブログや文章を書くときに
掛算で使ってみてください。
 
今日は朝、地震がありました。
 
内容①×表現③
 
 
地震×別なもの
 
 
こうしてみると
 
 
ーーーーーーーーーー
 
今朝、地震がありました。
地球には感情があって
何か心配事があって
揺れたのかもしれません。
 
ーーーーーーーーーーーー
 
こんな例えも生まれてきます。
 
 
元々はすでにあったものの
分類ですが、アイディアとして
発想の公式として使ってみるのも
故人への尊敬だと思っています。
 
 
 
更に内訳には細かいものがありますが
興味のある方は原典もおすすめです。
 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
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「内容」×「表現」を使って短文を作ってみる
 
 
 
 
いつも最後まで読んでいただき
有り難うございます!
 
またお目にかかりましょう!!!
 
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