ごきげんよう!ゆうぽんです!

 

今回は
「ツメの甘さ」をテーマにお届けします。

お仕事のヒントになれば幸いです。

 

 

能「咸陽宮」という始皇帝暗殺を描いた作品があります。

 

 

 

本場、中国でも映画やドラマになっている

有名な物語です。

 

能「咸陽宮」に描かれている

始皇帝暗殺の場面は「平家物語」の

中におさめられています。

 

ぇっ!

 

始皇帝暗殺と平家物語???

 

平家物語は平家の事だけでは無いんですね!

 

 

平家物語の「咸陽宮」では

荊軻(けいか)、秦舞陽(しんぷよう)という

二人が始皇帝暗殺に向かいます。

 

 

この時に秦舞陽は咸陽宮の

あまりの大きさに

震えが止まらなくなります。

 

 

任務を遂行すべく

荊軻は始皇帝に刃を突きつけます。

 

 

このときに荊軻は

最後に妃の琴を聞かせてくれという

始皇帝の申し出を飲んでしまいます。

 

ここで任務遂行していれば

よかった!!

 

しかし最後の詰めが甘かった。

 

 

能ではここで最後の

「琴之段」という

場面になります。

 

 

「ただ緩緩と侵されて眠れるが如くなり」

              咸陽宮より

 


女官の弾く琴の音に荊軻は

酔いしれて眠ったように
なってしまいました。

 

 

結果、暗殺は失敗

当然返り討ちにあってしまいます。

 

大切な事柄のツメは待ったなし


◆詰めの甘さは死を意味します。

 
実際大げさなようですが
「ツメが甘い」という言葉があるように
最後の最後まで順調に進んでいたことが
最後にひっくり返ることは珍しくありません。
 
最後は緊張の糸が切れやすい。
 
最後を引き延ばすよりは
通り抜けて、もう一度見直すようにすると
「詰めが甘い」問題を防止できます。
 
 
 
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