若い子たちに絶大な人気だったカップルといえば『リュウチェルとペコ』なのではないか。
又木祐治もその存在を知っているくらいだ。
派手なファッションの中世的なリュウチェルと、奇抜なファッションをする女の子のペコ。
つい先日結婚をして子供が生まれたと記憶していた。(がしかし、2016年に結婚していたのでもう6年も経っていた)
インスタグラムのストーリーズでリュウチェルの動画が流れてきたことがある。
見た目が中性的なので、今後子供に容姿のことで何か言われたときはどう対応するのか、というような問いを投げかけられていた。
そこでの答えを正確には記憶していないが『人は見た目ではない』というようなことを彼の言葉でしっかりと話していて一目置いた。
それが今年の夏に『新しい家族の形になる』ということで離婚。仲の良い夫婦な印象があったので驚いた。法律上夫婦ではなくなるが同棲は続けて子供の成長を見守るらしい。
そもそも、新しい家族の形とは何なのか。様々な婚姻スタイルがあることは重々理解している。
そして、最近になってネットニュースに女の子のような姿をしたリュウチェルが出てきたのだ。
ここで又木祐治は理解した。ああ、今よく言われているLGBTQなのかな、と。
見た目が男性、心は本当は女性であったと。結婚した当時の恋愛対象が女性だった。
6年たって男としての役割である夫でいることに心が疲れたから離婚に至ったのではないのかと。
ペコとお子さんはきちんと心の整理ができて納得できているのか。
LGBTQについては、日本は昔ほどではないがまだ話題にしづらい印象がある。
全ての人が幸せになる世の中が理想だ。又木祐治を含め、LGBTQへの理解をもっと深めていかなければならない。