朝すこし早く起きて
ホテルからチャリンコで3分の
近くの海までいきました。
だれもいなかった。
足だけ海に入ってみた。
ひんやりきもちよかった。
ズボンが濡れて、潮くさい。
ギターケースを開けて抱えて
昨日の打ち上げの
日本酒が残った重たい頭
焼肉や魚などのご馳走が残った重たいお腹で
言葉にならないうたをうたった。
こころがものすごくざわざわして
ぎゅうぎゅうしていた。
空は曇りだ。
全国で闘ってきた
ほんもののうたうたい
先輩のうた、ステージや打ち上げの話。
頭の中でぐるぐるぐるぐる
ON THE STREET 2017 HAKODATE
ものすごい2日間でした
わたしよりも
ずっとずっと闘ってきている
先輩のステージを見ていると
とても心が物凄いことになります。
倉田さんが北海道に連れてきてくれる
ミュージシャンはすべてそう。
いつもそう。
音楽を愛し、音楽と生きることに命をかけてる。とても厳しく生きている、立派な先輩ばかり。
だからこそいいうたが歌えるのかなぁ。
ライブというのは
日々自分と闘った成果を出し尽くす
闘いの場だということを痛感。
わたしの鳴り止まない心臓の音を
なんとか隠して挑んだ。
正常ではない。
必死であります。
ステージの上で
一番に考えなければいけないのは
お客様にどれだけ音楽のパワーを
プレゼントできるかどうかだと思っています。
そして、どれだけ
自分のベストを尽くせるか。
それなのに、2日間のライブ、
わたしが一番に考えていたのは
どうやったらこの先輩達に
近づけるだろうか、
負けずに戦えるだろうか。ばかり。
大きく魅せられるはずもないし
大きく魅せる必要もないし
わたしはわたしでしかないのに
そのときのわたしは
もうそれに必死なのです。
そりゃあ、もう、完敗であります。
どんなライブをしたかとか、
演奏の成功どうこうではなく、
わたしの心いきが一番悔しかった。
だけど、そんなことなんて
お客様にとっちゃあなんにも関係ない。
わたし自身のことであります。
久々に会いに来てくれたり、
遠くから会いに来てくれたり、
話しかけてくれたり、
CDを買ってくれたり、
写真を撮ったり、
握手をしたり、
サインを書いたり、
溢れんばかりの拍手と
あたたかく見守ってくれる顔
ステージから見る景色。
本当にありがとうございました。
わたしはより一層磨こうと
心に刻んで。
8.19 函館おれかるかふぇ
1おれんじかるさいと
2ひかり
3ぐるぐる
4たねをまきに
5ふぁいと
en.ぼくときみと
8.20 函館グリーンベルト
1まえだゆりなのうた
2届くといいな
3ぼくときみと
4ふぁいと
5ひかり
二日目は最後の2曲、
東京からカホン村岡広司さんに
カホンを叩いていただきました。
4月の札幌のイベントぶりの2度目でした。
前日にやりたい曲を変更するわたし。
それでも、聴いて、考えて、
叩いていただきました。
大変な無礼者であります。
すばらしいカホンの音。
ありがとうございました。
前日のおれかるかふぇ、
藤森愛さんと村岡さんのコラボは
本当に素晴らしかった。
二人でこんなにも歌の世界を
広げられるものかと。
素晴らしかった。
全国飛び回るカホン村岡さんと
とっても楽しかった!
ありがとうございました。
前回よりも息の合った演奏
またつぎはもっとたのしく!
どこかでご一緒できるよう精進いたします。
函館の皆さんにも見てもらえて嬉しかったな!
今回のONTHESTREET
倉田さんの主催の
心のこもったイベント。
倉田さんはとっても変な人で(怒られそう)
そしてとても熱い人です。
ここのイベントにここまで
自分のエネルギーを注げること
本当にすばらしい。
自分の信じる音楽を
たくさんの人にも届けたいという想い。
わたしはたくさんのアーティストと
今まで出会わせていただきました。
ほんものの歌うたいとは
シンガーソングライターとは
倉田さんのイベントで教えてもらいました。
そして自分もプロになりたいと
おもったのです。
きっと倉田さんがいなかったら
今、わたしは就職して働いてるかもしれない。
わたしの大好きな街、
函館でここまで大きなイベントを
開催してくれること。
本当にうれしいこと。
そして、その倉田さんの想いに賛同したり
自分の応援するミュージシャンのためにと
協力してくれたスタッフのみなさん
協賛のみなさん
みんなで助け合ってできているイベントでした
前日、イカを買ってきてくれたきぬよさん
ピザを焼いてくれたおれかるマスター
前日遅かったのに早朝からみんなで準備。
ミュージシャンもみんな一緒になって設営。
何もなかった広場にすこしずつ。
ひとりではできないことも
みんなでならできるってこと。
いつも、お客様として
ライブを見に来てくれる人が
スタッフとして働く姿。
設営したり、パンフを配ったり、
なにか、足りないことはないか、と
周りを見渡して走り回ってくれる。
札幌から函館まで遠征し、
さらにスタッフも兼ねる人も。
本当であれば
ただただ函館の観光を楽しんだり
好きなアーティストのライブをみて
ゆっくりして帰ってほしいのに。
涙が出ました。
ありがとうございますと
おつかれさまでしたと。
うちあげもものすごかったなぁ。
はじめて削ぎ落とす中トロたべた。。。
肉もあったし。。。
激ウマすぎてたべすぎました。。。
打ち上げで話したことも、
絶対に忘れません。
本気で闘ってきた先輩たちからの言葉
本当に刺さるし染みる。
いまの自分を越えた先のこと
そして、いつもいつも
見守ってくれてる人からのことば
おれかるマスターは酔っ払って
いつもそんなこといわないのに
ものすごく励ましてくれた
函館の父ちゃん
心から応援してくれているお客さん
みなさんから
愛を受け取りました
ほんとうに、ありがとう。
昨日の夜は
ありがとうの気持ちと、
自分のこれからのことと、
考えてたら知らない間に寝落ちしてた。
朝おきたら頭が重たくて、処理しきれない
いろんな感情を連れて海に吐きにいきました
最初はどろどろでした。
だんだんすっきりしました。
もうきれいさっぱりスッキリ。
ギターを弾いて
ただただこころのままにつぶやく。
キラキラな海をみつめながら。
波の音にことばをかき消されながら。
うみはひろい
ぜんぶ包み込んでくれる
そしてどうしても食べたかった
スナッフルスのいちごたるとを
あさごはんに食べて
バスに乗りこみました。
バスの中で読んだ
きのうもらった、手紙。
その中には
ゆりなさんのライブ
見に行くのを最後にします
という言葉
でも、その先には
その子の明るい未来へむかった希望が
ひしひしと伝わる思いが綴られていました。
よかったぁ。
とってもつよい。
誰よりもキラキラしている。
それでいいのだ、それがいいのだ。
もう会えないとしてもね、
わたしの歌がいつか、
ふとした時に聴こえてきちゃうくらい
がんばっちゃうから
希望の歌を歌い続けるから
わたしもいつか美味しい
ごはん食べに行きます。
いっしょにがんばろうね。
ありがとう💌
ただいま札幌。
家に帰ってきました。
バス降りた途端、頭痛が病んだ。
すっきり。













