銀色のグラスから帰る途中、
なんでこんなに外は寒いんだって
泣きたくなりました。
あんなに最高な夜だったのに
あんなに熱かったのに
できれば帰りたくなかったし
熱は冷ましたくなかったし
なのに外はこんなに冷たくて
ツルツルで
家が遠いようなきがするし、
ギター重いし、
厚底マーチン歩きづらいし、
そしたら目の前にこんなヤツが現れた
みたいなね。
わらっちゃいました。
真夜中の道の真ん中に。
ぷとんのタジマの前
行きは気が付かなかった。
ありがとう作ってくれた人。
心がほってした。
そしてまた、
つるつるの道を
歩きづらい靴で
ギターを背負って
最高だったなぁ。
最高だったなぁ。
はぁ、
最高だったなぁ。
ってブツブツとつぶやきながら
歩いてました。
ふと、この凍りついた空気ならば
空は絶対綺麗だ…
って思って空を見ました。
案の定、
たくさんの星たちと
スペシャルなブラックブルーな色
とても綺麗な星空でした。
そして私はぼやっと、
空を見ながら歩きだしました。
3歩目くらいで
ずるっとコケました。
雪まみれです。
また、ひとりで笑いました。
最高だなぁって。
なんて最高なんだと思いました。
今日は、銀色のグラスで
湯野川広美さんの函館ライブ。
オープニング函館組は
DOSAKA YUTAMOTSUさん
カワベシンゴさん
泉山亮太さん
とわたし。
みんな言ってたけど、
最高でしたね。熱かった。
全員魂がロックンロールでした。
わたしもそうだったと思う。
ロックンロールになれる夜は。
あの銀グラにギュッと詰まった
たくさんのお客さん。
あの銀グラの緊張感と。
あの銀グラの暖かさ。
先輩達のかっこいい姿。
ドキドキしたけれど、
精一杯歌いました。
昨日まで熱で寝込んでいて
声が出なかったのが嘘のように
声が伸びていきました。
ビックリした。
湯野川広美さんのライブは
今まで見た誰のものよりも、
熱くて、魂でした。
ガッツかっこよかった。
あんなにカッコイイ女性を
初めて見た。ドキドキしました。
わくわくしました。
まだまだわたしはこれからで
まだまだやれるんだと思った。
これから色んなことがあるかもしれないけど
きっと負けずに頑張ろうって思いました。
もし負けても必ず立ち上がろうって
思いました。
本当に、直樹さん、
最高のブッキングをありがとうございました。
大好きな函館の唄うたいと
東京からの最高の女性シンガーと
先輩たちはとてもかっこいい。
そして、ぽんちゃんはとてもかわいい。
たちぽん。めんこすぎる。
猫界の猫で一番めんこいと
勝手に思っている。
直樹さんの作ってくれた
メロンソーダみたいなお酒は
何だったんだろう。
めちゃめちゃ美味しかったなぁ。
銀グラでお酒を飲むと
いつも気持ちよくなる。
あんまりお酒好きじゃないけど
銀グラでだったら飲みたいなぁって思う。
昨日は1杯だけだったけも、
今度はただ飲みに行きたいな。
あと、まいさんのつくってくれた
豚汁が美味しすぎた、、、
疲れも吹っ飛びました。
私が帰り道に思ったのは
函館で歌を歌っていて
良かったなぁっていうこと。
函館で歌ってなかったら
あの人にもあの人にも
出会えていなかったし
あの歌も生まれなかった。
あの先輩を見て私も
いい唄を歌いたいと思った。
ひぃたんさんとも会えた。
素晴らしい出会いに感謝。
かっこよかったです。本当に。
また一緒にやらせてもらいたい。
頑張ろう。
家に帰ってきて
コートを見たら
まだ転んだあとがありました。
ひとりで笑いました。
今年も明るいなぁ。
本当にありがとうございました。
最高の夜に。
にしだまいさんが私をイメージして
描いてくれた絵。
本当に心から嬉しい。
どんなものを抱えても、
あかるくやさしくありたい。
この間の夢の中で回っていた虹は
この虹だったのだろうか。







