今回の旅行のテーマは、「都城は鹿児島市から最も近い県外系の宝庫」というものでした。

博多系に家系、洋食創作系にニボ系、関東＆京風醤油とお話させていただいて
きましたけれど････そもそもの「宮崎系」、そこに全く触れていませんですよね(汗)

いってつから都城駅へ戻る途中で、やっと思い出ｼ(以下略)

まあでも鹿児島との県境、都城にもあるのです。
きむらと風来軒、宮崎ラーメンを代表する２軒が。

※風来軒都城は、現在は完全に独立してらっしゃるようで、ホームページからもはずれております

とーいうわけで、ホテルのチェックインをすませてから行こう！

････とーしたのですけれど、突然の強い倦怠感に苛まれまして、
夜は結局お部屋から出ることを禁じられたのでございまして(汗)

けどおかげさまで、翌日は朝から元気でした！

朝ごはんにうどんを食べてー、

とろろうどん＠きっちょううどん都城吉尾店

西都城駅のエリア内にある、

せとやま弁当

名物駅弁を売っているお店に行きましてー。

Sはというと、

ボクが眠っている間に飲みすぎちゃって

二日酔いだったみたいでしてー

４リットルで勘弁してやりましたです(謎)

まあまあそういうわけで、先の２軒につきましては、こういう
お店もありますよ！そう紹介だけにさせていただきましてー

中華料理萬龍

最後の１軒、そちらのお話をさせていただきます。

Ｓが調べたところによると、こちらの初代さんは東京と神奈川で修行＆営業されていたのだそうでして。

それは、真ん中にちょこんと鎮座していらっしゃるー

ワンタンメン

なるとからも見て取れましたです。

まあ、それはボクの勝手なイメージですけどね(笑)

さておき、関東風の醤油ラーメンともなれば、きっと塩梅きりっとのスープだと思っていましたら････

意外や意外、はじめに感じたのは、舌につんっと染みるほどの酸味でした。

それに少しぎょっとしたのですけれど、すぐにお醤油の落ち着いた香味、
鶏がら清湯の甘みが円く包んでくれましたので、驚きは転じて和みへと。

続けて２口３口とー････その酸味は次第に和らいでゆき、
対してお醤油の香味とお出汁の旨味は厚みを増してゆき。

そして、

チャーシューの甘めの味つけが、さらにワンタンを噛むと
あふれるお汁が、スープの印象を刻々と変えてくれました。

ええ････とても楽しかったです。

その酸味は、時間と共に和らいだところをみると、醤油だれに仕込んだ香醋か何かでしょう。
旨味の飛躍も、丼の底に沈めてあった一欠のこんがり揚げにんにくが馴染んだからでしょう。

でもこの際、そんなスペックのことなんてどうでもいいのです。

よくある具材の数々、けれど飽きせさない工夫の数々。
ボクにとって、それが全てにして至高と感じましたから。

おかげさまで、朝ごはんから３時間ちょっとしか経っていませんでしたのにー

柔めに感じるけど弾力しっかりの自家製麺も、飽きることなく全ていただきましたです。

調理をされていたのは元気いっぱいのお若い方、三代目さんかな？
それにしても老舗の風格ただようお味に満足の実食でございました。

こうなると、他のメニューにも興味をそそられますねー。

あの酸味には、卵とじや豚肉唐揚げも合うでしょうし。
お友達が東京へ行ったら必ず食べるというもやしそば、
そして鹿児島には少ないタンメンも気になりますしね。

まあさておき、この都城シリーズは終わりでございます。

いかがでしたでしょうか？ボクの拙い感想はともかく、おもしろいお店が
こんなにたくさん！しかも近場に！と思ってくだされば幸いでございます。

他にも、家系に加えて二郎インスパイアもあるという、ひじり家。
鹿児島では金斗雲だけの開化楼麺を味わえる麺魂(めんそうる)。

さらに、神戸ラーメン(凛凛)、北海道ラーメン(とん政)、久留米
ラーメン(店名)など、色んな県外を楽しめるお店がございます。

鹿児島市から１時間半で全国へ！それができるのも、
都城のラーメン屋さんの魅力の１つかと存じますです。

もちろん地元の老舗さん、宮地ラーメンと丸新ラーメン、
ラーメン味富もおいしいですよ！是非お試しあれです！

ごちそうさまでしたー。

ノルマ達成まで、あと１件････がんばります(汗)

中華料理萬龍
都城市吉之元町5218-1

最後のらーめん旅行 第八章

最後のらーめん旅行　第八章