骨まで愛して。
マンガを読んでいると、たまーに出会うフレーズでございます。
はい、ボクも愛しています・・・・特に豚さんのを!
あーはいはいオチは見えていましたよーとつっこまれそうなお話はさておき、
豚骨と一言にしても、部位によって出るお出汁が違うってご存知でしょうか?
ボクは、あんまりよくわかっていません(汗)
ググればすぐに、主な部位と特徴はわかるのですけどね。
けれど、お店によって部位をミックスしていたり、お出汁の取り方が違ったり、味つけが
違ったり背脂を合わせていたりしますので、その違いがはっきりとはわからないのです。
唯一わかるのは・・・・いえ、何となーくなのですけど、使ってる部位が頭骨の場合ですね。
いちばん好きなのですよね、頭骨で取ったお出汁。
こちらのスープをいただいている間中、その実感でいっぱいでした。
らーめん 弁慶
桜の名所、紫原中央公園からすぐの所にあります、弁慶というお店でございます。
こちらは姶良→中山→吉野、そして今の紫原で落ち着いた、元・移転族さんなのですって。
とはいってもボクは初めてでしたので、デフォのラーメンをお願いさせていただきました。
ラーメン
650円にしてはシンプル過ぎる丼顔ですね(汗)
でもいいのです。
先にも書きました通り、ボクはスープに感銘を受けたのですから。
ええ、すぐに気がついたのですよね。
独特の豚骨臭、そして旨味から、これって頭骨を使ったお出汁だよね?とー。
独特ってどんなの?とーいいますと・・・・何と説明していいのかわかりません(汗)
さらにわかりにくいとは存じますけど、身近なもので例えるなら、ケン◯ッキーの
チキンに時々ついてる内蔵っぽい部分(背肝)、あれみたいな旨味を感じるのです。
髄とはまた違う、スープに深さというより重さを与えてくれて
いるといいますかー・・・・まあ、そんなところでしょうか(放棄)
まあまあとにかく、とろっと粘度や油に頼ったものとはまた違う、密度の高い旨味を楽しめました。
塩だれとにんにく、多めの揚げねぎだけというシンプル味つけだっただけに、それをなおさら純粋に。
そうなるとー
むちっと弾力が豊かなボリューム少なめ中太麺も、幸いにもスープへの影響が
少なくて当然な、ぺらいチャーシューも、ボクにとっては脇役でございまして(汗)
でもその方が、ボクにとっては都合が良かったです。
おかげでスープを最後まで楽しむことができましたし。
正直なところ650円は高くない?とも思いましたけど。
とーあれな件も書かせていただきましたけれど、本当に満足の実食でした。
どこか、ボクの大好きな久留米の食堂系に似ていましたしね・・・・お味じゃなくて、バランス的に。
お店から帰る途中、その満足させてくれたものについてSに聞いてみました。
「さあな・・・・まあ、確かに蓮が言う通り、俺も(頭骨のお出汁に)独特さを感じてはいる。
しかし、他の部分との違いといったらな・・・・髄や筋の量だけだしな・・・・あれしかないよな。」
なにさー、はっきり言いなさいよう。
「他と頭骨との違い、一つしかないだろう。」
・・・・え゙?お店に持ってく前に出してないの!?
「そういう製品もあるようだし、店で処理する場合もあるようだが・・・・大体はそのままらしいぞ。
自分でも言っていただろう?内臓のような旨味がすると・・・・脳も立派な臓器だ。
そう怖気づくな、肉だろうが骨だろうが脳だろうが豚であることには違いない。ありがたく食え。」
・・・・・・・・なむあみだぶつー(汗)
・・・・・・・・・・・・その日の夜には、そういえば天天有のお出汁は
頭骨だったよねー食べたいなーと思っていましたけどね(滝汗)
ごちそうさまでしたー。
次回は続編になりますけど、グロ系ではないですのでご安心をー(汗)
らーめん 弁慶
鹿児島市紫原5-41-16