心配させるから
母に泣いてるところを見せたくなかった。
でも、これ
今、母に助けを求めないと
私もうダメかもしれない。
寝室から出る。
母を探す。
見当たらない…
朝回した洗濯機。
母は洗い終わった洗濯物を干そうと、ベランダに出ていた。
「お母さん…」
母は私の泣き腫らした
酷い顔を見て固まる。
もうどうしようもない。
母にしがみついて泣く。
ただ泣く。
「もう生きてるの辛い…」
どうしたのーーー!?
何があったの?
理由はわかってるの?
理由はなんとなく
わかっていたけど。
自分でも上手く言葉にできるくらい、まとまったものではなかったから。
母には「わからない…」と言った。
もうよくわからないけど
とにかく苦しいから死んでいなくなりたい。消えたい。考えることを辞めたい…
わんわん 泣いた。
母「夫くんに何か言われた?」
母は私たち夫婦の中にあった
ほとんどの事件を知っている。
ブログを始めるまでは
話せる女性は母しかいなかったから。
よく、わからない。
説明できない。
私「もうずっと泣きたかった。泣きたいのに泣けなかった。苦しいのに苦しいと言えなかった」
抱きついてた母から離れると、私から母へ鼻水がビローンと付いていた(ごめん、笑)
その姿を見て
母は「もうっ!」と言って
クスッと笑った。
そしてもう一度、身体を寄せると
ぎゅーっと
小さな身体で私を強く抱きしめた。
" ユイは こんなにしっかり生きてるんだもの。あの人のために こんなになる必要ある?あの人のために駄目になる必要なんてない。
可愛い子供達と、私と、お父さんと、おばあちゃん、妹のために生きてよ。
ユイの味方は こんなにたくさんいる。友達だってそうでしょ?
夫くん1人のために ユイがこんなになる必要無い。やることしっかりやってるんだから、何も恥じる必要ない。私のために生きて欲しい。
ユイは今まで通り、ユイらしく!それだけで良い。私のために笑ってちょうだい…"
母偉大。
母の力、凄い。
気持ちがスッと収まるのがわかった。
ぽろぽろと言葉がこぼれ落ちた。
辛い時に辛い顔ができない。
苦しい時に苦しいと言えない。
何もしたく無い、そんな時でも無理して笑っていないといけないと思った。
ずっと泣きたかった。
泣きたいのに泣けなかった…
母「自分と子供達のことだけ考えて しっかり生きなさい。私は味方。お父さんも。」