10年以上前の夫の浮気疑惑が原因となり、双極性感情障害と診断されてから、もうずっと。

月に一度、精神科へ通っています。




今の先生(M先生)とは とても良い関係。







最初の病院の院長先生は良かった。

自分が気分障害だと診断される前までは、かかりつけの心療内科で頓服で「デパス」を処方されてました。


効き目が早いから依存性の高い薬です。


この薬が欲しいと告げると院長先生は

「ユイさんには出せない」と言われて、不服ながらも違う種類の精神安定剤で凌いでいました。






抗うつ剤も たくさんの種類を試しました。


合う合わない、副作用も強く出るものがあったり…1〜2ヶ月様子を見て合わなければ変える。


その度に辛い副作用に悩まされる。


口の中がずっと苦かったり、夜中に無意識のまま徘徊してたり、吐き気で起き上がれなかったり、太ったり、身体にブツブツが出たり…







最終的にジェイゾロフトと頓服でソラナックス、マイスリーとリボトリールで躁状態は落ち着きました。


なんか上がらない…

躁鬱病の人は「少し鬱っぽいかも」くらいが普通の状態らしいです。


躁状態の時は空でも飛べる勢いなので、凄く危なかったです。




1日摂取最高量まで飲んでいたジェイゾロフトが徐々に減薬になり、最終的には日に1錠を半分に割って飲むまでに減り、もうすぐやめられるかもって時に院長先生が開業するとのことで、先生が変わってしまいました。


今までの院長先生の病院に通いたかったけど、電車で1時間半はかかる場所だったので、通院を断念し、今までの病院で新しい院長先生のお世話になることになりました。





新しい院長先生は言えば「デパス」をたくさん出してくれる先生でした。


吐き気も不安も一気に吹き飛ぶ魔法の薬「デパス」


もうデパスと夜眠れる薬だけあれば私も なんとかなると思っていたので、それで良いと思ってました。





ここの病院を紹介してくれた、かかりつけの心療内科の先生に風邪で受診した時にデパスが足りないから少し出して欲しいと話したら

「ユイちゃん、デパスはだめだよ…どれくらい飲んでるの?」

と言われて、初めて「危ない」と気付きました。





今の院長先生は私が欲したら欲した分だけ楽になる薬をくれる。でもこのままだと薬漬けだ…


でも前の院長先生の病院までは毎月通える距離じゃない(このころ脅迫性障害も強く出てて潔癖症で吊革に掴まれなかった。電車は恐怖でしか無かった)








この頃ちょうど、子供の発達が心配でお世話になっていた小児精神科医のM先生に、初めて自分の病気の事を話してみた。


「お母さん。子供のことも大変だったのに、自分もそんなに辛い思いをしていたの?辛かったね、苦しかったね。無理しなくて良いんだよ。僕のところで一緒に診れるから、子供ちゃんと一緒に毎月おいで。」





そう言ってもらえて今に至ります。