4月ゆいの会の報告 | 障がい児・者の「性」を学ぶ会 《ゆいの会》

障がい児・者の「性」を学ぶ会 《ゆいの会》

障がいのある人たちの豊かな生活を支援していくために、「性」について学びましょう

GWは晴天の日が多く、さわやかな新緑を楽しむことができましたでしょうか。

気分一新で、5月を始めたいと思います。

 

4月28日(土曜日)、ゆいの会を行いました。参加者は8人でした。

まず、今年3月から起こっている東京足立区の中学校での性教育の授業で「性交」「避妊」といった言葉を使ったことが、中学の学習指導要領の範囲を超えているという論争について、東さんから報告がありました。2003年に七生養護学校での性教育バッシングの発端となった都議の発言が、今回の論争の発端になっているということでした。

この15年間を振り返り、性教育は社会情勢や政治と深くかかわっていることを再確認し、性教育は足踏み状態のなか若者の性にかかわる事件は多発し、昨今の「セクハラ」問題もあるなか、粘り強く性教育を実践いくことが必要であると話し合いました。

 

ゆいの会にも参加していた就労施設で勤めるA青年の事例から、障害をもつ方の就労、恋愛、結婚、育児について情報交換をしました。地域、福祉、医療などの周りの支援を得ながら、障害をもっていても当たり前の人生を送ること、それを実現することが若者の希望になる。周りも希望をもって関わっていくことが大切であると話し合いました。

 

今年度の9月からの「青年セミナー」では、さらにバージョンアップした内容で進めていく予定です。

お楽しみに。

 

次回のゆいの会

6月16日(土曜日)13:30~15:30 さくらハウスです。

皆さんの参加をお待ちしています。

 

【お知らせ】

第26回石川セミナー

日時:2018年5月27日(日)10:00~15:45

場所:石川県社会福祉会館

講演:河野美代子さん

    「次の世代を育てる大人としてどう生きるか」~広島から福島まで~

※分科会は午前です。

問い合わせ:masako.suetomo@ksf.biglobe.ne.jp