12月ゆいの会の報告 | 障がい児・者の「性」を学ぶ会 《ゆいの会》

障がい児・者の「性」を学ぶ会 《ゆいの会》

障がいのある人たちの豊かな生活を支援していくために、「性」について学びましょう

先週、初雪が降りこのまま寒い冬に突入かと思いましたが、

今日は、穏やかな晴天の日曜日となりました。

冬の暖かな日差しは、ほんとにありがたいです。

 

12月ゆいの会の報告です。

12月17日(土)、放課後ディーサービスの指導員の方の初参加があり、5名の参加者でした。

自己紹介、近況報告の中から出てきた話題について話し合いました。

●男の子の自慰行為の確立

性的発達は、生活年齢と同等なので自分の体の変化が理解できずにパニックに陥るケースは多い。射精をうまくコントロールできないことから、性器いじりをつづけたり、間違った方法で自分の体を傷つけることもある。自分で学習することが難しいので、父親が教えることが望ましが、親ゆえに困難な場合もあり、教員や施設の指導員が教えることが必要。なにより、プライバシーが保たれ安心して過ごせるスペースを確保することが重要。

 

●男子と女子の人間関係作り

思春期に入った男子と女子が体を密着していることがある。これは人間関係の程よい距離感を知らない場合が多い。禁止をしても何も改善はしない。ここちよい他者とのかかわり方を積極的に学ぶことが必要。「ふれあいさいころゲーム」はとても有効。

「さいころゲーム」を、参加者5名で、思春期真っ只中のような気持で実施し、恥ずかしかったりうれしかったり、そんな気持ちを体験しました

 

[ふれあいさいころゲーム]

サイコロの目に「あくしゅをする」「ハイタッチをする」「かたくみをする」「あたまをなでる」「うでをくむ」「せなかあわせをする」など書き、さいころを転がして出た目によって、みんなでふれあいをするもの。相手に確認をして、許可ができるというルールなのでふれあいの体験とともに、断られた時の気持ちの立て直しの体験をすることもできる。

 

今年最後のゆいの会も、ほっこりした時間を過ごすことができました。

2017年の開催予定は、近日中にアップします。

来年も、みなさんの参加をお待ちしています。

皆さま、よいお年をお迎えください。