4月ゆいの会の報告 | 障がい児・者の「性」を学ぶ会 《ゆいの会》

障がい児・者の「性」を学ぶ会 《ゆいの会》

障がいのある人たちの豊かな生活を支援していくために、「性」について学びましょう

4月中旬を過ぎ、桜はすっかり散ってしまいましたが、いつまでも肌寒く、春うららかな陽気とはなかなかなりませんね。


4月ゆいの会は、6人の参加で行いました。

まずは、Aくんの恋愛相談から。

20代のAくんの悩みを聞きながら、あれこれと知恵をだしあいます。施設のなかのトラブルメーカー的存在のBさんとの関係は、今後もあまりいい展開はなさそう、もうあきられめてとおばさんたちは口々に言いたくなりますが、反対をされるとますます燃え上がるのが恋心ですよね。

Bさんとの関係はさておき、Aくんのこれからの夢の話を。

収入をもっと増やすために、アルバイトがしたい。お金をためて、バイクの免許をとって乗りたい。

その夢を実現するために、まず何をすべきか。両親とは、夢の話を全くしていないらしい。

まずは、自分の気持ちを両親に伝え、バイト探しの協力を頼んでみることから。

何もぜずにもんもんとしているだけでは、何も解決していかない。

自分で行動をおこすこと。両親に話をする練習をたくさんして、いざ話してみましょう。

結果は、次回ゆいの会にて。


後半は、「第20回障害児・者性教育セミナーin名古屋」から

豊里学園 寺内一裕さんの報告、「そうなんや!ぼくらの体はミラクルボディ!!」~調べ学習に取り組んだ子どもたちと職員が学んだもの~をもとに学習会をしました。

中軽度の中高生男児の子どもたちとの調べ学習を通して学びあう実践の報告です。東さん大絶賛の実践で、いまある性教育の最高峰にあるのではと。

福井の地でも、いつかはこんな実践がでることを目標にがんばっていきたいです。


めがねチャン書籍のご案内

「生活をゆたかにする性教育」 千住真理子さん著

授業の指導案、教材紹介が豊富に掲載されてます。授業後の気づきと日本福祉大学 伊藤修毅さんの解説つき。

東さんお勧めの一冊です。


めがねチャン第23回石川セミナーのご案内

5月17日(日)10:00~15:30  石川県社会福祉会館

講演「思春期のこころとからだをはぐくむ」 季刊「セクシュアリティ」編集長 金子由美子さん 

分科会 高校の模擬授業 電話相談の中の性 障害児・者の豊かな性

分科会で、前川ちよのさんが報告します。

詳細は、東さんにお問い合わせください。


次回のたくさんの参加をお待ちしています。