精神的苦痛に耐えるのが美徳だと言うのならば、私は小汚い人間で構わない。


小汚い人間として日陰に生きようが構わない。


プライドも何もかも捨てて生きる覚悟はあるか。


いや、まだ無い。


どれだけの努力をしても叶わないような夢ばかり見ていては大人になれない。


大人になるのは、諦めるのと同義か?


大人というのは成長の見込みのない人間のことか?


フルーツの成熟を待って、腐らせたことがある。


それと同じで、人生渋っていては根が腐ってしまうものだ。


時々何もかも捨てて逃げ出したい時、なんて


誰にでもあるんだと思っていた。


あわよくば働かずに一生笑って生きていきたい。


ハナから頑張る気、など皆無である。


馬鹿である。大馬鹿者である。


人生甘くないんだよ、なんて誰が決めたんだろう。


甘くあれよ。


所詮、社会のレールから外れたくなくて


よくある人生路を辿ってるだけなのだ。


もっと楽をできる人生だってあるはずなのだ。


プライドと恐怖さえない限りは。


それさえ払拭できるなら無敵になれるはずだ。


そう思って甘えて生きている自分は子どもなんだな。


もう子どもなんて言えない年になってしまって。


自己嫌悪だな。


結局は何かのせいにしたいだけなのである。


自分の不幸を誰かに擦り付けたいだけなのである。


いつも2択を間違えては「また間違えた」と反省して


投げやりになる気持ちを抑えて耐え抜く。


それが大人になるということならばもう何もしたくない。


寝ます。