

ちょっと話は戻ります
ヤクザ屋さんと手打ちが決まる
前のはなしです
我が家に引越しをしていた時期で
もう私は実家に帰ってました
あとは残りのRの荷物を我が家に
持って来て部屋を引き渡せば
完了のところでした
「仕事が前から入ってたから〇日は行かないと」
「?」
書いてませんでしたがRは
なんか事務所に所属してました
ちょっとした事務所です💧
そこは芸能もしていてイベント
とかもしてました
Rはそこに在籍していて仕事は
バウンサーでした
セキュリティです
イベントとかの警備ですね
時々仕事に行ってました
あぁ…目立つの好きなRが好き
そうな仕事だなって思ったんですょね
クラブとかでセキュリティしたら
カッコイイじゃないですか?
カッコつけなRには譲れない仕事
だったように見えました
「え!?今この状況で大阪のクラブで仕事するん?正気なん?」
「ずっと前から決まってた仕事やから💧行かんと💧」
いやいやいやいやw
警備員なんか他の人に代わって
貰えるやん?
絶対お前行きたいだけやん?
大阪に居られなくなり私の地元に
逃げるように引越ししてる最中ですよ?
ヤクザ屋さんから脅しの電話も
Rに来てる最中ですよ?
なんかもう…なにも言う気に
なりませんでした
「そう…じゃぁ車で行ってマンションの荷物運んで帰って来なよ」
というのが精一杯でした
私の車を貸しました
まだマンションには荷物があったし
それらを片付けるよう言いました
Rの頭の中はクラブのセキュリティ
がしたい!!それだけなんですょ
Rが行けば誰かに迷惑が掛かる
最悪クラブ内で自分が
喧嘩になるって事が予想できない
んですよ
正味他人のセキュリティする前に
自分のセキュリティしろよ!
です
アホみたいな顔で私の車を使い
大阪に向かい…朝方帰って来ました
車の荷物を見ると
「は?あんた荷物こんだけしか持って帰って来んかったんか!?」
小学生の女の子がもつくらいの
荷物が車には乗ってました
高速代にガソリン代使ってお前
なにしてるん?て話をした
もちろんその日のセキュリティの
日当は私が取り上げました
はあ。ひとりだと荷物運びも
分からないんだなって悲しくなった
「やっぱり…」
「?」
「やっぱりちょこが言うように俺…仕事行かん方が良かったんかも💦💦」
明らかにテンションが低い
何かあったんだって分かりました
Rから聞いた話は
クラブにはヤクザや極妻のときの
山田やイケメン元親友とかも
来ていてずーっとRを見張ってたらしい
そりゃそうやろ…
相手方もその日セキュリティにR
が来るの調べてるわけですょ
なにも嫌がらせはされてないのか?
分からないけど明らかにRの様子は
おかしかったです
セキュリティの会社の社長に
なにか言われたのか?
ヤクザ屋さんに目に見えて嫌がら
せをされたのか?
山田らになにかされたのか?
Rは私の手前内容は言わなかったけど
私が止めた理由を自分の体で
感じで分かったみたいでした
「この状況なら普通の知能の人間ならセキュリティは行かないわなww」
とだけ言いました
もう本気でRがどうなろうが
どうでも良かった
本気で信じられないでしょ?
続く