「分かった…せいか。
せいかは座っとき。屋台でも
見とき。子供ら見て回らすわ」

せいかは
ひとり空いてるスペースに座った。


子供らもせいかと一緒
のペースでお祭りを周りたくないのか
私に付いてきた。

キラキラした沢山の屋台に
踊りが街中を巡る

それを見なきゃ始まらない!!

私は精一杯2人が楽しめる
場所を回った。


もちろん屋台で色々
食べ物も買ってあげた。

写真撮影もした。



一通り見て回ってせいかの
座ってる場所に戻ると
せいかは焼鳥串をひとり
食べあさっていた…


珍しく娘ふたりにもかき氷
買ったげるわ!と言い。
自分らの分だけ買い
私の分の氷はなかった。


そんなことある?(笑)

せいかは風俗嬢したけど。
(このときはとっくに
辞めていた)
常にお金が無い?貧乏
なのか?単にケチなのか?


貧乏でお金が無くても
自分のことにはたくさん使い
私が買わない高額アイテムを
よく買っていた。



うーん。
とりあえず全てに対して

ありがとう。

もない。


これは親の背中見て
育ったから子供らは
挨拶出来ないんだな
って感じました。


「私は子供にはきつく
厳しく躾だけは 
してるから!」

とよく通話では言っていた。


出会い系で知り合った
男の家にその日に泊まりに行く
母親から躾られることなんか
なんもねーわ。


娘ふたりは楽しかった
みたいでそれだけが
救いでした。


続く。