独身飲み会で知り合ったBさん。
会場の雰囲気にのまれそうで、緊張の面持ちで会場に座っていたところ、Bさんから話しかけられた。
「おひとりですか?どちらからこられたんですか?」
「京都です。」
「え、僕も京都です!」
「えー京都のどこですか」
と話が弾んだ。
その後連絡先交換を事務的(笑)にすませ、「せっかくなので他のかたとも話してみたいので」
とお酒をもらいに席をたった。
他のテーブルで別のかたがたと話しているときにもBさんはやってきて、話しかけてきた。
「さむくないですか?」
なんだかやけに話かけてくるなと思っていたが、気にかけずその日は帰宅した。
後日、「先日はありがとうございました。もし気が向いたらご飯でも一緒に行っていただいたら嬉しいです。」
とラインがきていた。
顔はイケメンだったからお話を聞いてみようかと、承諾。
後日食事となった。
食事ではおとなしい人だなという印象だったが、お酒のせいか冗談なのか、「ビシッと言ってほしい」
と意味不明なことを言っていた。
怒られるのが好きなのか、と勝手に納得していた私。
食事の場では、とにかく顔がイケメンだったので見てしまっていたことと、
表情がにやにやにこにこしていて不思議に思っていた。おそらく天然な性格と思われる。
口数は少ないが要所要所の発言がなぜか心に響くことがあった。
「これまでなぜか従業員は誰もやめない」
「人のことはよくみている」
「メンタルは弱いけど土壇場ではむちゃくちゃ強いよ」
「せっかく今までずっと働いてくれてるし、家族さんもいるし、できることはしてあげたい」
これらの発言でこの人の人生経験からの懐の深さというか人間性を感じたのか、なぜかじーんと心に響いた。
そして正直に自分の気持を素直に言う人でもあり、
「前も良かったけど、今日のほうがかわいい」
「来てくれて本当にありがとう。前の飲み会、何人も囲まれてモテモテだったし、きっとあと何人かと会っていくんやろ。頼むから、一周回って俺のところに帰ってきてくれ。帰ってきて、デートしてほしい」
といった発言をしていた。
そこで私が「もう好きやん(笑)」と言うと、「好き!!」
と素直に言っていた(笑)。照れるし人前だと恥ずかしかったが、こういう正直でまっすぐな人には私は弱い。心を打たれる。
二人でまた会いたいという気持ちになった。
食事のあと夜景を見たいと言い、向かう途中、Bさんが手を繋いできた。手を繋ぐと、嫌かOKかなんとなくわかる。
この人の手は温かく、OKな感触だった。
夜景スポットに到着し、夜景を見ていると、手を繋いだ距離感から更に近くなり、「かわいい!」と言いながらBさんがマスクの上からキスをしてきた。
私も嫌ではなかったし、食事の時に心を打たれていたので、マスクをずらした。。「この人、なんでこんなに魅力的なん?!」とBさんは言い、顔をくっつけてきた。
その後、真顔で「恋愛をするなら、年に一回とかしたらいいけど、もっと大人になったら、自由がきかなくなっていくから、ある程度落ち着いたほうがあとが繰り返しになって楽やで。俺は自分の人生に後悔ないように生きてほしいと誰に対しても思っている。誰かれかまわずじゃなくて、もっと自分を大事にしいや。」
と、またも心に響く言葉。お兄さん目線での、思いやりのある言葉に心を打たれた。
B「あー、あと何人も会うんやろ?頼む、俺にしとき!!俺と付き合って!!」
妄想は続く。。。