TODAY'S
 
HSP特性を活かして、表現と創造性を広げる社会を築く

繊細特性がある人の割合は全体の15-20%。

学校の先生をしていて

「これ、本当にその通りだなあ!」

と実感します。

 

様々なクラスを見ていて、やはり一定数ピンとくる人たちがいます。

彼らは、とくに前に出るわけでもないけど、気づいたら代表をしたりとか

誰かが忘れ物をしたりすると、さっと自分ができることを行い

先生がもたついていると、誰にも気づかぬようにサポートしてくれたり。

一様に、自己肯定感が高くはない傾向があります。(私しらべです)

総じて賢そうな顔をしている。(「賢そう」は私の偏見です。でもすごく思います。)

 

ここで彼らの特性が社会に十分に活かされていない現状について考えます。

 

きっかけは、自分の末娘です。

彼女が物心つく前からアートの描写が細かく、言葉のセンスや、考えの掘り下げ、細かな音の分析も長けていたのは、他の2人のきょうだいと比較しても明らかでした。

 

強みは同時に生きていく弱みに直結します。

例えば以下のようなことが一例です。

 

 

匂いへの敏感さ

 

ほんのささいなニオいに吐きそうになってしまう身体反応は本人にもどうしようもないことです。

気にならない人からすると「なにを大げさな」という印象さえ持つことでしょう。

 

 

音への敏感さ

クラスの騒音の中にずっと滞在していることで、集中力がそがれストレスが増し

学びたい意欲はあるのに、教室で学習することが苦痛になってしまうことも。

 

 

 

恐怖をとらえる深さ

ほんの小さなアブが飛んできた時に、「しっし」と払いのけるだけの人は多いと思います。

でも、その瞬間に恐怖で絶叫しグラスを放り投げてしまうような反応をする人も同時にいるのです。

ここでもやっぱり「大げさな」という感想を持たれることは多いでしょう。

 

 

 

挙げればきりがないこれらのことは、個人差もありますが

社会に出たときに明らかな弱みになることが多いです。

 

 

それを矯正して自分を社会になじませようとする方法も1つです。

でも、もう1つ。

 

 

一見弱みに見えるこれらのことを、まるっとひっくりかえして強みに変えちゃいませんか?

 

合わない方法で、社会に適合しようと苦しむより

 

合う方法で、社会に求められる人になった方がいいじゃない。

 

 

そもそも、HSP気質のある人って「役に立ちたい」「貢献したい」という気持ちが強い人が多い。

しかも不得意なことをして、恐縮してしまうことで、どんどん自分が下がっていくようなイメージを持ちやすい人も多い。

 

そんなところでくすぶっている場合じゃない。

ーと思うのです。

 

 

せっかく持って生まれた宝を、よけいな部分でつぶしてどうする、と。

 

 

 

というわけで、私は動くことにします。

 

HSP気質の魅力発見、というところでは留めません。

 

なぜなら、HSP気質の人は、自分のすばらしさに気づいたのちに、役目があるからです。

 

そう。

 

 

その類まれな、共感力と貢献欲を惜しみなく使うのです。

 

好奇心を発揮するのです。

 

1:1で話すときの、強い共感力にもとづく傾聴力を発揮するのです。

 

エンターテイメント性をさらにぶちかますのです。

 

「その人らしさ」を引き出す能力を発動するのです。

 

 

 

さあ。

 

プロジェクト、スタートです。

ワールドを一緒に切り開きましょう。