仕切り直しから6週間

 

かなり元気になりました

 

 

元の状態に回復ではなく

違う形で再起動するように

 

身体のみならず

周囲の景色も

 

変化展開 

勃発多発

 

世界全体が新しい時期に

移行しているのであろうで候

 

 

個人的な変化としては

 

家にいる時は

ほぼほぼ

植物由来の物しか

食べなくなったこと

 

非常に自然に

そうなりました

 

供されたものは頂きますし

食べれば普通に美味しいですし

何を食べても調子は良いし

出汁はアゴ入りが好きですし

日本でお寿司を食べたいし

太鼓の皮は牛由来ですし

主義が変わった訳でもなくて

そもそも「主義」すら持たない訳で

 

それでも

 

基本の土台が植物性なのは

現在とっても気に入っています

ぴったり合って しっくり来てます

むか〜し挑戦してみた時には 

速攻完全玉砕したのに不思議

 

そして

 

一人稽古と指導に加え

師匠稽古もぼちぼち再開

週に1度から始めてみており

仕事とのバランスを取りながら

長く無理なく続ける形を

模索しつつの新しい章

 

少しずつ自立しなくては

張り付きの駄目出し無しでも上達できるように

 

やっと

幼児から小学生になった感じって

師匠にも言われましたしね!

って、まだ小学生なのかああああ、、、

 

小学生って実は

色々できますからね!

強気に出よった

 

だからって訳ではないんですが

 

久々にでんぐり返りをして

黒田鉄山師のその場受け身を試してみたくて

 

鈍ってるし!!!

 

って、びっくりしました!

でんぐり返れるんですけど、なんか硬い、、、

 

よく言うじゃないですか

 

子供の運動会にて

父兄の徒競走に出た

お父さんの脚がもつれるって

 

こういう感じなのかも!

分かりたくなかった〜

 

去年のリハーサル中に

10年以上ぶりやった側転は

普通にできたんだけどな〜

 

でんぐり返りが硬いとは!

不覚!!!

その場受け見に憧れる資格すらないわ

 

しばらく毎日

でんぐり返って過ごしてみやう

 

そして

 

少し前から

「道具」というものが

身体に与える影響に

想いを馳せており

 

優れた道具が身体を導く

あの感じって何なんだろう

自分のものではないが働く感覚

 

と、

考えるともなく

考えており

 

剣や弓矢の

武具は勿論

 

太鼓や撥など

「楽器」も「道具」

 

松濤館以外の流派で

私が教えを乞うたことのある達人方は

皆 真剣を遣われる

 

刀というものに宿る力

 

職人技でつくられた

太鼓の前に

 

職人技でつくられた

撥を持って立つと

 

私でない力が働くように

 

 

刀を持った人の身体には

何かが宿り響くのでは

職人の魂、叡智、技、

鋼や木や皮などの持つエネルギー含め

 

と、

 

思い立ったら

 

持病の

居合やってみたい症候群

再発

いえ、やりませんよ

空手だけで手一杯なんてもんじゃないですし

 

家にある木剣で

あるんかい!

 

黒田師の廽剣素振りというやつを

見様見真似で試しております

上段開掌十字受けをあの感じでやってみたい(野望)

 

某が所有しておりますのは

工場生産の安木剣でございますため

職人魂様によるお導き後ろ盾などは

ある訳ないだろ0%なんでございますが

 

試してみて思ったのは

 

人間って

事実とは逆の認識をしがちな

生き物なのかもしれない

私だけかもしれませんが

 

ということでした

 

廽剣素振りでは

剣の鋒がまず下を向くので

剣全体の高さが下がったように見えるんですね

私だけかもしれませんが

 

その剣の動きを再生しようとすると

腕が下がるんですが

私だけかもしれませんが

 

黒田師をよーく観察すると

超スローモーション再生

 

剣を持つ両手を緩めて

片手の添え場所を変えているだけ

場所変更=回転の軌道設定と解釈

 

剣は自身の重みで落ちる軌道に沿って

回転しているだけで

手や腕で回しているのでは全くない

 

回りながら落ちるために

剣の上下が入れ替わる

=長短のバランスが逆転

=全体の高さが下がったように見える

 

それらのことが起こっている間ずっと

腕自体は上に上がり続けて行くんですね

 

しかし

一旦下がってから

上がって来るように見えるため

私だけかもしれませんが

 

通常の速度で

視覚で認識できる動きを

コピーしようとすると

腕を下げてから上げる、という

2段階の動きになる訳です

私だけかもしれませんが

 

基本こういう感じなんだろうな

人体&人心、って思いました

 

誤認によって得た

誤情報に基づいて

プログラミングをする

 

ってことは

 

プログラム通りに作動=

 

誤作

 

ってことになりますよね

結果的に

 

しかし

プログラム通りなので

誤作動だという認識をしない

 

それこそが

正常かつ最善の

反応・対応である

という誤認

 

上に行くのに

下向きに動き

 

前に出たいのに

後に引っ張り

 

動作そのものを

疑うことなく

 

どうしたら

より速く動けるか

 

それこそ

明後日の方向

試行錯誤を

繰り返している疑惑

 

 

誤認と誤作動を

繰り返すことにより

 

身体にも心に

妙ちくりんな癖がつき

 

力を出さねばならない所で

逆に力が入ってしまう

 

出入力あべこべで〜す!

 

という

謎のコントを

続ける訳です

 

 

押して駄目なら引いてみな

って凄い言葉ですね

 

 

ということで

 

私が今

自分の稽古は勿論

茶帯や黒帯の生徒達の指導において

一番効果を感じている方法は

 

逆算戦法

 

です

 

1)理想とする形や流れを邪魔する要素を特定

2)その要素が産まれた理由を推測

3)理由が産まれがちな背景環境条件の例を示唆

4)理由自体が不正確であることを確認

5)不正確な理由の原因になりがちな誤認例を示唆

 

というように

時系列を遡って

癖を解いて溶いて行く訳です

 

これをやると

どうあがいても

個人それぞれが

精神的に採用しているルールや

気持ちにかけているブレーキが

身体にも同様に作用するという

見解にならざるを得ない

結果が出ますね心身一元論

 

実際生徒の中には

これは空手を超えた

セラピーでありコーチングだ

と言う人もいますが

え?じゃあもっとお金払って?

 

そんなつもりは

全然なくて

そんなつもりなら料金上げてる

 

それでも

結局繋がっちゃうなら

 

それが

自然ということだらう

 

そして

 

私が生徒達を

リプログラミングする

という時期を経たのち

 

彼ら自身が

それをできるよう

システムそのものを

伝えて行きたい

 

って

 

私もまだまだ

様々な分野の

敏腕プログラマー達に

お世話になっている最中ですけどね!

 

 

土台のOS=己の心身

アプリ=流派

プログラマー=師や達人や仲間達

ツール=道具=武器や楽器や道着や衣装

なんだかワタクシ理系っぽくないですか最近?(違

 

改めて

「具」という字を調べたら

 

㋐連れ添うこと

 また、その人。妻。配偶者。

 

㋑貴人の相手役。従者。

 

と記されていました。

 

道具とは

 

まさに

 

連れ添うもの

 

なのですね

 

 

日本語って凄い〜