
主人公の永田一雄の前に、1台のワゴン車が止まったことからこの物語は始まる。ワゴン車には橋本義明・健太親子が乗っており、彼らはなぜか永田の抱えている問題をよく知っていた。永田の家庭は崩壊寸前。妻の美代子はテレクラで男と不倫を重ね、息子の広樹は中学受験に失敗し家庭内暴力をふるう。永田自身も会社からリストラされ、小遣いほしさに、ガンで余命いくばくもない父親を訪ねていくようになっていた。「死にたい」と漠然と考えていたとき、永田は橋本親子に出会ったのだ。橋本は彼に、自分たちは死者だと告げると、「たいせつな場所」へ連れて行くといった。そして、まるでタイムマシーンのように、永田を過去へといざなう。
図書館で予約していたのがタイミング悪く・・・というか、一気に回って来て、
返却期限が迫ったため、昨日一気に読んだ作品です。。。
何かこれまでに読んだ重松作品にはなかった重い題材。。。
過去へタイムスリップするという、ちょっとファンタジックな・・これまでなかった展開に
少し戸惑いながらの読書となりました。。。
過去に戻って現実を修正しようとするも、どうにもならない様や、
同じ歳の父親と出会い、知らなかった父親の一面を見たり、仲たがいしていた父親の思いを
今更ながらに知る主人公の葛藤や後悔が痛々しくて、辛くなってしまいました。。。
この主人公を不思議な世界へ誘う橋本親子の経緯がこれまた切ないし。。。
何かとても不思議な作品でした。。。
すごく評価の高い本のようですが、私はこれまで読んだ重松作品の中では読んでて
しんどかったかな。。。 重くて。。。
今日から最近の作品である「峠うどん物語」を読みます。。。
上下巻・・・2週間で読まねばなりません・・・ かなり頑張らないと><;