ストロベリーツリー牝
8月3日(日)札幌5R 芝1800m 川田騎手 中内田厩舎
父キタサンブラック 母ウィンターコスモス 母父キングカメハメハ ノーザンファーム
母ウィンターコスモスについて
ウィンターコスモスは中央未出走、ウィンターコスモスの母ミスパスカリはマーメイドS3着の実績があります。ミスパスカリの兄クロフネはNHKマイル1着、ジャパンカップダート1着、ミスパスカリの姉ベラベルッチ (Bella Bellucci)は海外5勝を挙げています。ウィンターコスモスの2頭目の子供グリュイエールはエプソムC3着、5頭目の子供アイスバブルは目黒記念2着、函館記念3着と重賞で活躍馬を輩出しており近親に活躍馬が多い一族です。ウィンターコスモスの子供で活躍した2頭はいずれも父ディープインパクトの牡馬で、牝馬は7頭いますが重賞で活躍した馬はいません。ストロベリーツリーは12頭目の子供となります。ストロベリーツリーの大伯父クロフネ、祖母ミスパスカリや兄弟は芦毛の馬が多くストロベリーツリー自身も芦毛なのが特徴的です。
牧場評価
「腹袋が出ている馬ではなくて調教をガシガシやれるかなという感じでしたが、想像以上に能力が高く順調に進んでいきました。ストライドの伸びがあり前進を使った走りが特徴でスピード感があり運動神経がよさそうです。」
調教から走法分析
7/23水 栗東CW 調教師 83.5-68.0-52.6-36.9-22.4-11.0 末一杯追う
マイクインダム(三歳未勝利)直強めの内0.5秒追走0.2秒遅れ
タフクッキー(二歳未勝)一杯の外1.4秒先行0.1秒先着
7/10にフィロステファニと併せたときの追切が良く思えました。先週フィロステファニが新馬戦を完勝したのでストロベリーツリーも良いと思いましたが23日の追切では併せた馬に先着されており一瞬「手応え悪いのかな」と心配になりました。しかし実は併せたマイクインダムは調教で超動く馬で毎回1番人気に推される程の馬、もう一頭のタフクッキーも調教で動く馬で新馬では1番人気に推されハイレベルなメンツ相手に4着だった馬です。時計を見ても新馬としては十分速い部類でラストは11.4→11.0の加速ラップで走れており、併せて遅れたことはあまり気にしなくてよさそうです。POG指名はしてみてもいいかなと思います。
プロメサアルムンド牡
8月3日(日)新潟4R 芝1600m ルメール騎手 国枝厩舎
父モーリス 母アーモンドアイ 母父ロードカナロア ノーザンファーム
母アーモンドアイについて
生涯戦績は15戦11勝、GⅠ9勝。主な勝ち鞍には桜花賞、オークス、秋華賞、ジャパンカップ天皇賞秋があります。アーモンドアイの母フサイチパンドラはエリザベス女王杯1着、オークス2着など重賞でも好走しています。フサイチパンドラは9頭の仔を産みましたが重賞で活躍したのはアーモンドアイの一頭だけでした。アーモンドアイの兄弟の子供で重賞で活躍した馬は出ていません。アーモンドアイの初仔アロンズロッドは中央で1勝を挙げています。プロメサアルムンドは2頭目の子供になります。
牧場評価
「背中の動き、可動域の広さがセールスポイント、距離は1600m~1800mが合いそうです。」「お兄ちゃんより一回り大きくしっかりしている感じ」「筋肉質でモーリス産駒らしい馬体、年内で2勝してほしい」
調教から走法分析
助 手 美浦W良 82.4 - 66.2 - 50.9 - 36.4 - 11.4 位置[6] 馬ナリ
ロクシアス(古馬1勝)馬ナリの内0.8秒追走0.2秒先着
フットワークは大きくバランスもいいです。まだ身体を上手く使い切れていないところがあるのでここからどのくらいの伸びしろがあるかでだいぶ変わりそうです。ギアがまだ上がるならばいい走りができると思います。気性面は母と父の良いところを受け継いでいるように見えます。母アーモンドアイの新馬時と比べると緩さがあり完成度も下ですが素質はありそうで、初仔のアロンズロッドよりは期待できそうです。ただ、POGはそこまで牧場評価が高くなさそうなのが気になります、一旦指名は保留したいです。
コニーアイランド牝