銀行を味方につける (前編)
昨夜8月3日(水)、奈良県文化会館にて
元京都銀行の行員で、現株式会社FPサーカスの
井上副社長が講師としたセミナーに
参加してきました。
セミナーに参加する前はあまり乗り気でも
なかったんです。
私は個人的にも借金をするのが嫌いなので、
『いかに銀行から上手くお金を借り入れするか』
というような内容は、興味なかったのです。
ただ、お客さんでもある米井さんが、
『この方のお話は絶対に聞く価値があるから…』
と推してくれたので、せっかくだから行ったのです。
が・・・
参加してみると、凄く為になる内容でしたので、
私のブログで12項目を3編に分けてシェアします。
テーマ 『銀行を味方につける』
【01】 オファーする時期が重要
自分が『借りたい時期に借りる』のではなく、
銀行サイドの『貸したい時期に借りる』ということ。
とはいうものの、『貸したい時期』っていつなのか。
それはズバリ、決算月に差し掛かった時です。
その時期には支店長以下、行員が必死になって
営業します。
通常なら通らない案件でも通りやすくなるというのです。
決算月3月1~10日、中間決算月9月1~10日
くらいに話を持っていくのが良いのだそうです。
例えば5月に借りたいと思っていたとします。
3月から借りると2ヶ月分の利子がつくとはいえ、
借りるというハードルが低い時に話はつけておくべきだ
ということでした。
【02】 口数を増やすな
その口数というのは、1回目に借りた分を返済中に、
また2回目を別口で借りるというようなことです。
例えば1回目に3000万円を借りたとして、
毎月30万ずつ返済して、そのうち500万円を
返済したとしましょう。
残り2500万になったところで、
2回目に1000万円を借りて、その分の返済を
別に毎月10万ずつ返済しなければならないとします。
そうなると、毎月の返済が30万+10万=40万
となってしまうのですが、返済額を抑える手が有ります。
最近よくテレビコマーシャルでも聞くと思いますが、
『借り入れを一本化』にするということです。
一本化にすると、
3000万円-返済した500万円=2500万
2500万+1000万円=3500万
つまり、この場合2口にすると4000万円に対して
利子がかかってきますが、1口にすることによって、
3500万に対しての利子になるということです。
【03】 担当者≠銀行自身
我々も経験があると思うのですが、ある会社やお店の
スタッフの態度や失態に怒った瞬間、
その会社やお店の事が嫌いになることがあります。
『だから、こんな会社(お店)は嫌いなんだ』と。
つまり、消費者目線でいうと、担当者=会社。
今回の話で言うと、『担当者=銀行』と思いがちです。
いくら担当者がミスをしても怒ってしまうということは、
自分にとって不利になるということなのです。
そもそも銀行の担当者は、こちらで選べません。
ならば、どうせなら少しのミスくらいは許してあげて
担当者を味方につける方がいいのです。
『こんな担当者は変えてくれ』と言わなくても、
銀行員は黙っていても、2・3年で転勤や配属が変わったり
するようです。
また、可能性としても、ゆくゆくその平銀行員も昇進して
課長や部長になるもあることでしょう。
過去にこんなことがあったらしいのですが、
課長が小耳に挟んだ案件が、なかなか部下から上がって
こなかったらしいのですが、それを疑問に思った課長が
部下に問うてみると、何と借り手の社長が彼を怒鳴り、
その腹いせに案件を無視し続けていたというのです。
つまり、入り口である担当者に嫌われると、
銀行内へ話が伝わらないということでした。
担当者も人の子。
自分が付き合いたくないと思った人とは、
なるべくコンタクトを控えようとするものです。
【04】 定量よりも定性が重要
定量というのは、対象について量的に調査・決定すること。
つまり、プロが数字化やデータ化にできる事柄です。
それも大事なのですが、やはり数字化やデータ化が
できない定性も重要な鍵になってきます。
その事業にかける『想い』を担当者に伝えることができれば、
数字やデータ以外の効果をもたらすことがあるようです。
【後日、中編へ続く・・・】