美男子の強かな美談 | 天上天下唯にぃ我独尊

美男子の強かな美談


先月、俳優…いや、元俳優といった方がいいか
水嶋ヒロさんが小説家として、
処女作で大賞を受賞したことについて
大きく報じられていました。



水嶋ヒロさん、


小説大賞受賞おめでとうございます。



ポプラ社小説大賞は、第2、3、4回と
大賞は該当作品が無いということで、
出ていなかったのに、いきなり大賞です。



あんたが大賞(大将)。 by海援隊




大賞を受賞したこと以上に話題になっているのが
大賞賞金2000万円の受け取りを辞退したこと。


水嶋ヒロさんが本名の齋藤智裕さんで
応募したにも関わらず、色々な批難の声が上がりました。



『水嶋ヒロが受賞した小説なら知名度で
売れるからポプラ社は2000万円を出したんだろ』


『水嶋ヒロが受賞しただけならインパクトが
薄いから、もっと話題にすれば大きく報じられるだろ』


『賞金が欲しくて小説書いた人に失礼だろ』


『こんなものデキレースだ。処女作で大賞を受賞という
話題を独占できる代わりに、賞金は辞退してくれという
ポプラ社との取引じゃねーのか』


『命の大切さについて書いてるくせに、俳優業も辞めて
奥さんの絢香さん病気にかかる治療費はどうするんだ』



などなど・・・ガーン




確かに大賞賞金2000万円の受け取りを辞退と聞くと
我々一般人は、デキレースじゃないのかと疑いたくなる
気持ちもよく分かります。


ましてや、

第2、3、4回と2000万円は支払われていなかったうえに、

次回から大賞賞金200万円と、
まぁ、見た通りケタ違いの賞金額になっているのを
考慮すると、茶番劇としか思えないことでしょう汗




しかし、彼らの思ってるような男ではないと思います。


水嶋ヒロさんは、もっと強(したた)かな人です。
批判している彼らより、もっと先を見越しているでしょうパー




ポプラ社小説大賞のホームページを見てみると、
応募のきまりのページにこう書かれています。




   天上天下唯にぃ我独尊-ポプラ社小説大賞




■諸権利ほか:
入賞作品の出版権及び二次(的)利用の諸権利は弊社に帰属します。
出版の際には規定の印税が支払われます。




つまり、どういうことかといいますと、
賞金をもらってしまうと二次(的)利用の諸権利は
水嶋ヒロさんからポプラ社に移ります。


ポプラ社が、『KAGEROU』に関する権利を
2000万円で買うといった方が分かりやすいでしょうか。


しかし、そうなってしまうと話題性が高い『KAGEROU』が
出版物、ドラマ化、映画化、アニメ化、CM化、
関連グッズ…それが世界中でリメイクされた時の
印税そのものが全てポプラ社の物になってしまいます。


もし、本が1冊1500円で販売されたとしたら、
たった、1万3334人で売上2000万円は超えます。


映画にしても、チケット代1800円だとしたら、
たった、1万1112人で売上2000万円は超えます。


2000万円と一言で聞けば、デカいお金ですが、
商業価値としてはたいした金額ではないのです。



2009年に話題になった、村上春樹さんの小説
『1Q84』は、年間で224万部に達したと聞きます。


仮にも、『KAGEROU』が224万部売れたとしたら、
売上は、33億6000万円程度になります。



印税が10%だとしても、3億3600万円程度。
本だけですよビックリマーク



出版物に関しての印税はポプラ社規定の割合が
入るようですが、二次(的)利用の際の印税は
一切入ってこないのは痛いですね。




要するに、世間的には賞金を受け取らないとこを
美談とインパクトを与えながら、
実は自分の収入が大きい方を選んだというだけです。


だから、『2000万円が要らないなら寄付しろ』とか
言ってる人もいますが、寄付するということは、
水嶋ヒロさんが一旦受け取らないといけないから、
辞退した方が良いということになりますね。




美男子だけに、美談誌になりますドキドキ



水嶋ヒロさん、さすがですべーっだ!




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