ある頃から、「最近のシャンプーは、淡雪のような感触だなぁ」と
工業技術のめざましい進歩に感心していた。

が、実際は、自分の左手の感覚が、軽くマヒしていただけだったのだ。

足の障がいの方は、道歩いてもよくわかるから、まだ頑張ってたけど
左手ってのは、案外 、盲点で。

ちょっと重さのあるものを持とうとしても
よほど気合いを入れてないと、取り落とすので
それがイヤで、つい右手ばかり使ってしまって。

ここ数年、自分のなかでも、右手右脚ばかりに頼り過ぎて
負担かけてるな、と思ってはいた。
発症当初はそうするしかやっていけなかったから仕方ないのだけど。

以前は仕事もしてたので、字が書ける右手には極力負担かけないように
重い物もつとか、左手でできることは、なるべく左手でやっていた。
コンピュータ類を打つ時も、右6左4くらいで。
今は右9左1に近く、左が動いてないんだよね。

なので左手の力加減ていうのか、かなり弱くなっている。

字を書くときも、左の押さえがきかないのか、以前ほどすらすら書けないし
文字の流れも傾いていくし
友人はやさしいから、私よりうまいなどと励ましてくれたけど
本当は自分の字に満足していないんだ。
ヘタになったな~~って。 ←年賀状の前の言い訳か!?

左右のバランスの問題だと思う。

以前、お年寄りのお客様の訴えを、書類とかに口述筆記してあげたことがあって
ものすごく喜ばれたことがあったけれど、
その時は重い物もつとかしてあげたわけでもないのに、
お年寄りは律儀だね、そこまで? と驚いてた。
その気持ち、今ならわかるよ。

これからは左手もなるべく使って、鍛えなくちゃね。
動きのベクトルがずれてて、不器用度が増している。

紙幣の勘定も、左手が協調性を発揮しないので、右手だけでポツポツと。

けど、今となっては、数えるに困るほどの、おサツもない!
うまくできてる。

 

ここまで読んでいただいて、ありがとう
まぁ、生きていれば、いろいろありますが、そっと収めていきましょう。


脳卒中・脳梗塞 ブログランキングへ