映画
『HiGH&LOW THE MOVIE3 FINAL MISSION』
ようやく観て参りました！
ただ、ダラダラと想いを書いてみました。
ネタバレあるかもしれません
1915年からスタートした『HiGH&LOW』シリーズがいよいよ最後の（たぶん）作品！
ノボルが突然動き出しちゃうよ
今作品ではシリーズの人間関係やその他諸々を上手く収束させていく技はまさにプロ級！
（いや、元々プロでしたな。失礼）
皆んなで知恵絞ったんだろうな〜
へぇ〜、そうだったのね。ということだらけで、結構スッキリします。
キーワードは「むつぎ」「劉」「カイン」
アクションは相変わらず凄いレベル。
狭い場所でもターメネーター源氏とパルクール駆使したルードボーイズは速くてかっこよくて瞬き忘れた。狭い通路や高低のある場所でのカメラワークが！大変だっただろね〜素晴らしい
DVDになったら少し遅いスピードで見返したいレベル〜
そしてすべての乱闘が舞踏の様に美しい。
雨宮兄弟、琥珀さん、九十九さん（←苗字じゃないらしい❗️）の乱闘も顔も良かったわー
爆破も本当にぶっ放してるだけあって、スケールが半端ないし、生々しいし、逃げる鈴木梨央ちゃんがマジで怖がってました。
大画面で観れてこそわかる迫力
失敗も事故も許されないこんな状況で、スタッフさんのプレッシャーすごがったに違いない。ほんとに好きでなかったらできないよ！
いくら何十億かかった凄いスケールの映画だろうと、これがハリウッド映画なら別に他人事だし、むしろできて当たり前みたいな感想しか無いけど、これが❗️まだ映画海に漕ぎ出したばかりの日本の、いち芸能事務所の仕事とわかってるから余計にその心意気が伝わるし、感動するし、心配するし、おめでとうって抱きしめてあげたくもなる。
「ハイロー」はLDHの所属面々を相応しい役所で光を当てていこうが当初の１つの目的であったろうけど、そのターゲットはフラッグ振って会いに来てくれる女の子達ではない。寧ろ男達。というか自分達？「俺らがやりたいもの見たいものを作る」のが主たる目的なのだ。
だからこそ、巷の男の子やオタクさんにまでハイローが浸透できたんだろう。
従来ののファンたちそっちのけで勝手にわちゃわちゃやってるおっさん達の姿に結局は女の子達も魅了されていったけど結局は。
←散々ハイロー分析されてる既出ものです。
ただ、おっさんも楽しんでばかりではいられなかったに違いない。とにかく衣装代だけで1億円とか言われるくらいだし。全てのプロジェクトに一体どれだけお金が動いたか想像すると恐ろしい…銀行さんありがとう
内部事情を知ると笑ってばかりもいられない。
岩ちゃんの演技見ててなんかそんな重圧も仲間の命を背負ってるコブラと重なって辛かった。
最後は琥珀さんが一緒に引き上げてくれてたけど、シリーズ通してコブラの目が笑ってない気がする…。生コンシーンで琥珀さん来てくれてほっとしました。岩ちゃん壊れそうな感じしたもん。
その対比で申し訳ないのですがノボルくんの演技！なんか楽しそうじゃないですか⁈
深刻な場面でもノボルちゃんの台詞が若干、「そこまで思い詰めてはないでしょう」なんて思ってしまいました。気のせい？
そりゃ、ドラマシーズン１のあの暗黒の様なシリアスなノボルをやってた時の啓太くんは、今の岩ちゃんみたくヒリヒリしてて、見ているこっちが辛かったくらい。
鼻水たらりシーンも今でこそニヤニヤして見返せるけど、リアルタイムで見てた時は心底心配だった！その後、シーズン１ラストで車に轢かれて死ぬ予定だったノボルがHIROさんのひと声でシーズン２で復活❗️
これは貴重なレア情報やったわ。視聴者、ファンの動向にトップが反応してくれたおかげ。つまり私らがノボルを復活に導いたのよ
ノボルが山王に戻ってからは劇中現実共に皆んなとご飯にも行けるし温泉も行けるしバイクも乗れるしアクションも撮れるし、啓太くん撮影が楽しかったんだろうね。それが演技にも出てる。
今回は遂に吊るされるのかと心配してたら他の方でしたし（ほっ！）ごーもんも無かったし（ほっ！）定規バイクも見れたし、画面いっぺぇーの美しいお顔も見れたし 。
大画面のノボルてやっぱり最高ですやん。アドレナリンアドレナリン
皆んなから頭いいねって散々リスペクトされてたし、もういうことないよ。満足した！
爆破装置の解除に「ノボルさん待ちましょう」ていうチハルの発言があったのだけれど、これを受けて町田くんのプロフィール欄の溶接とか無線の資格が巷でクローズアップされて、ならばノボルにもできる設定だろう…と納得の意見が蔓延してて誇らしかったです。
あと、ザム３のメインゲスト的な九龍グループのベテラン俳優さん方は改めて凄かった。
津川雅彦、岩城滉一、岸谷五朗、加藤雅也、飯島直子…etc
若い俳優と絡んで初めてその違いというか深みにハッとする。啓太くんもインタビューで触れてたけど今回、岸谷五朗さんの冒頭のコブラとのやり取りが圧巻だった。あの人の前ではリーダーのオーラ出してたコブラちゃんがはっきり子供に見えてしまうところが驚きだった。
ただ、ジャンプしてキック！のアクションだけはコブラの優雅な動きに及ばなかったけど。そこはリアル53歳
サブタイトルが「全員主役」なんてありえんと内心思ってたけど。ハイローシリーズでは個々のシーンはみんな圧倒的に少ない。なのにそれぞれがその役の性格や言葉使いや人間関係や過去の生い立ちまでも観ているものになぜか刻み込まれてしまってる。衣装や音楽や演出のせいなの？
始まった当初は深夜にひっそり見たり、huluでちっちゃく見たり、なんで啓太くんこんなんに束縛されて地上波で活躍するメジャーな機会奪われてんのと違う？なんて文句言ってたり。ごめんね。逆にもしこの作品に出してもらってなかったら、もしあの時死んでたら、地団駄踏んで悔しかったりしたかもね。最後まできっちり出演してくれて感謝。
ノボルちゃんだけを見たさにこの作品に臨むと物足りなさは確実にあるけど、なんせ全員主役がコセプトなんでしょうがないです。ノボルが確実に主役だったのはドラマを集約した映画『ROAD TO THE HiGH & LOW』
ところがこれは配信されてないみたいです！
ところがこれは配信されてないみたいです！ということで、ドラマシーズン1と2を気長にみてね。只今、huluとdtvで配信中。
舞台挨拶で啓太くん言ってたけど、ラストのエンドロールも見応えがありました！延々とスタッフの名前を流しながらそれぞれのグループの名場面と共に大きくキャスト紹介されていく。テーマ曲がそれぞれにぴったりしっくりき過ぎてて、一番最初に作ったはずなのにぃ〜改めてびっくりするわ。
ここで涙が出てきたスタッフさん達も多いでしょうね。本当にお疲れ様でした。HIROさんの夢が結局、日本映画界の財産になりました。
楽しませてもらって
本当にありがとうございました。
さあ、次行こか〜
追記
ロングバージョンのトレイラーが公開ええとこほぼ観れる〜
『HiGH&LOW THE MOVIE 3 FINAL MISSION』広げた風呂敷は畳まず爆破だ『「ハイロー３」を見ずに年は越ない！今すぐ劇場に走るべきその理由とは』これ、非常にわかりやすい解説記事でした！
おススメ…シネマズの記事はこちらから
最後にいっこ不満言っていい？
タイトルの事なんやけど、英語やし、長いし、いちいち微妙に違うし、レッレとロードトゥは映画の数に排除されてて５作目やのにザム３やし、わかってる人にだけわかってもらえたらええよ！的な感じやし、あと「ｉ」だけ小文字ってスマホで打つのほんまに面倒やねん
次回はカタカナでお願いします〜
