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仙台のおいしいもの・宮城のおいしいものをご紹介

「仙台は食べ物もおいしいし、見るところもたくさんあるし、いい所よね。」とよく言われます。でも、仙台に観光でくる人の中には、牛タンだけ食べて帰ってしまう人もいるのだとか。「せんだい・仙台のおいしいもの」「宮城のおいしいもの」とは何か?を取材いたしますー。

 第5回みやぎ・やまがた地域を越えてチャレンジする女性の交流会が開催されます。


私は、第2回のときに初めて参加させていただき、それからずっと参加しています。宮城と山形を、毎年交代で会場にしていて、今年は、山形での開催です。開催場所は、山形のメトロポリタンホテルなので、仙台から行くのも、便利ですね。


日時: 平成23年2月18日(金曜日) 午前10時30分~午後3時40分

場所: ホテルメトロポリタン山形 (山形市香澄町1-1-1)

内容: 基調講演(ラスクやケーキで有名な、シベールの熊谷会長からのお話です)

     昼食交流会(山形の食材でおいしく楽しく交流会)

     分科会交流(各テーマにわかれて、グループディスカッション)


申込受付期間 平成23年1月6日(木曜日)~26日(水曜日)



山形県のホームページから⇒詳細内容はこちら


宮城県のホームページから⇒詳細はこちら


この日、定期出張のワタクシは、残念ながら参加できません。

みなさん、参加していただき、当日の感想をお聞かせくださいまし。

 さんげさんげのなおらいの席で、年配のみなさんが「若いものに伝統を伝えていきたい」「肘折のことを伝えていきたい」と熱心におっしゃっていました。そんな中、みなさんがそばやのRさんのことを、しきりに語ってくれました。


 肘折は、山形県の大蔵村にあります。肘折は大蔵村でも、ちょっと離れた山あいにあり、新庄方面から車で進むと、集落を抜けてしばらくいって突然あらわれてくる温泉地。約1200年まえに道に迷った旅の翁に老僧が伝えたとされているそうです。


 そんな肘折に、なかなか戻る若者が少ない中、そばやのRさんは肘折のことが好きで、自ら行事にも参加し取り組んでいる・・・と。


 過疎地では、人口が減るばかりといいますが、自分のふるさとや第二のふるさとに戻ってくる人たちは、大きなパワーの持ち主だと感じます。大間のあおぞら組のみなさんにも、同じことがいえるなーと。

 

 というわけで、翌日、Rさんの働くお店「寿屋」によって帰ってきました。



仙台のおいしいもの・宮城のおいしいものをご紹介-肘折 そば 寿屋

朝は10時から開店しています。



仙台のおいしいもの・宮城のおいしいものをご紹介-雪の肘折温泉

お店は、きれい。座敷席もあります。



仙台のおいしいもの・宮城のおいしいものをご紹介-肘折 そば 寿屋

マキストーブの近くの席に陣取ってしまいました。あったかい。



仙台のおいしいもの・宮城のおいしいものをご紹介-肘折 そば 寿屋


ちなみに、Rさんのブログにも「さんげさんげ」の様子が記載

されていました。Youtubeで見ることもできます。

  ↓

http://kotobukisoba.jugem.jp/?day=20110108


みてみてくださーい。


店名:寿屋

場所:肘折温泉の郵便局となり


 以前から、山形は「最上の元気研究所」 のみなさんから「肘折のさんげさんげに来ない~?」とお誘いいただいておりました。肘折は、昨年夏に一度元気研究所の事務局さんと一緒に行きましたが、「山の中に突然あらわれる集落」というイメージでした。なにせ、新庄から45分くらい。仙台から新庄までは、2時間くらいですから、仙台から肘折に直接行こうとすると、3時間はかかってしまうことになります。


 雪がすごいということなので、


 仙台⇒新庄 バス or JR


 新庄⇒肘折 バス


 を考えていました。陸羽東線の鳴子まで車でいって、鳴子から新庄まではJR、新庄からはバスで行こうと思っていました。この日、午前中に業務があったため、12時前頃に仙台を出発。


 仙台は雪がふっていましたが、高速道路を北に向かい、古川あたりでは天気がよく晴れ。R47号も、岩出山あたりでも晴れて、前日までに降った雪もかなりとけていました。鳴子も雪は降っていませんでした。


 鳴子までやってきて、陸羽東線に乗り換えていると、新庄発18時すぎのバスにしか乗れないことが判明。天気も悪くないので、このまま新庄まで車でいって新庄からバスに乗ろう!と方針変更。


 だが、しかーし。


 中山平あたりから雪になり、R47が山形に入ると天候は大変化。赤倉あたりから前が見えにくいほどの吹雪きとなり、対向車のヘッドライトをみて車線が確認できるくらいの吹雪。後悔しましたが「停まったら死ぬぞ」の状態。やっと新庄市内に入り雪が少なくなると、次第に晴れ間が・・・。ほっと安心。


 新庄までがんばってやってきたし、バスに乗り換えるにしても時間も都合よくは合わないし、天気もよくなってきたから、このまま車でいってみよう、ナビもついてことだし。と、そのまま車でGO。


 だが、しかーし。

 新庄を抜けて大蔵村に入ると、天候がまた徐々に変化。進むにつれ、またまた吹雪きに!ひゃー、前が見えないー。



仙台のおいしいもの・宮城のおいしいものをご紹介-雪の肘折温泉


 あと、肘折まで11キロ。こけしがお出迎えしてくれています。雪は小降りになっていますが、積雪がすごい!

なかなか見れない雪景色と若干の嬉しさが。結局、肘折に到着したのは17時すぎ。へとへとでしたが、さんげさんげを終わったあとの地域の皆さんのお話を聞く席にご一緒させていただき、皆さんのお話を伺っているうちに、疲れも吹き飛び、前向きなみなさんの意見に感動しておりました。肘折の皆さん、大遅刻ですみません。



え?このブログは、さんげさんげのことを書くのでは?とお思いの方、ごめんなさい。さんげさんげについては、来年、詳細レポートをだしたいと思います。



 「さんげさんげ」とは、肘折で五穀豊穣や無病息災を祈って行われる年中行事。


 アサヒコムさんの記事⇒http://mytown.asahi.com/areanews/yamagata/TKY201101080265.html


 山形新聞さんの記事⇒http://yamagata-np.jp/news/201101/07/kj_2011010700098.php


 

 ちなみに、雪に驚いていた私に、お世話になった肘折のみなさんは「え?まだこれでも雪が少ないほうですよ。」と。すでに積雪が1メーター60センチくらいになっているというのに。


 「だいたい、この倍くらいは雪が降ります。これが肘折なんです。」「肘折の冬は、これじゃなきゃ!」という地域の皆さんの肘折に対する愛情の深さを感じました。