このランチ、ちょっと変わっていると思いませんか?さて、どこのランチでしょうか?
答え:南三陸のホテル観洋さん「海フードBBQ」 の日替わりランチ
そうです、南三陸といえば、東日本大震災で町の広い範囲で津波の被害を受けたところ。「町が消えた」という新聞の見出しがありましたが、そんな大変な被害の中、ランチ営業をはじめたそうです。まだ、水をはじめライフラインがそろっていません。が、できることを・・とはじめたそうです。
今日の日替わりは、エビフライと唐揚げ、ゆでたまごとサラダ付き。小鉢(マリネでした)、漬物、ごはん、豚汁、ソフトドリンクで、840円でした。まだ、水がこないということで、紙皿や紙コップを活用しています。
こちらは、「海フードカレー」。顔出しの許可をもらっていないので、アヤシイですが、顔部分をトリミングしました。カレーはボリューム満点。こちらも、使い捨ての容器を利用しています。
東日本大震災の津波の被害で、町が広い範囲で被害を受けた南三陸町。やっと、町の一部に電気が復旧した程度で、皆さん、まだまだライフラインにもご苦労しておられます。開いているお店は、ほとんどない町中・・・というより、町の建物の多くがなくなっている状態。11時から15時までのランチ営業だそうですが、すごいことです。
南三陸町は、宮城大学さんにご協力いただいた「まなび旅」や、農水省事業の「田舎で働き隊」、夢ネット21の南三陸ツアーなど、これまでたくさんお世話になってきました。
とてもとても、お世話になってきたMさんやAさんの元気な姿に会いたい、でも、まだ落ち着かないだろうし・・・と訪問のタイミングをうかがっていました。先般、南三陸町で「福興市(ふっこういち)」が開催されるというニュースをみて、そのお話も聞こうと、今日うかがってきました。
日にち 4月29日 金・祝日 12時~15時
4月30日 土 10時~14時
場所 志津川中学校
南三陸町を支援している全国の商店会の皆さんから協賛いただいた物産の販売が行われます。29日は、柴田三兄弟の三味線の演奏会もあるそうです。お問合せは、南三陸町産業振興課まで。
ちなみに、次回は、5月29日の日曜日の予定だそうです。
登米市から、本吉街道(398号線)を利用すると、町内の復旧作業の邪魔になりにくいかと思います。
