仙台・宮城のおいしいものを紹介するつもりが、ここのところ、山形ネタが多くて・・・。久しぶりに、仙台市内は北仙台にある「しん」さんに行きましたので、仙台のおいしい和食のお店を紹介できます。こちらのお店は、野菜や魚など、宮城県内のものを使っています。
今日は、せっかくなので、料理に合う、しかもお酒にはそれほど強くない私でもおいしく味わえるものを、「しん」の親方、根本さんが選んでくれました。
まずは、「寒いので温かいものを」と親方の優しさこもった一品。焼き目のついたゆばと氏家農場さんの小ネギを使ったお椀もの。しじみのエキスと、底にエビが隠れていました。
おばんざい盛り合わせの一品目。こんにゃくの煮物、ごぼう三種。ごぼうは、味噌風味とたらこをまぶしたもの。さっと塩茹でした小ネギをそえて。・・・この小ネギがまた、うまい。
ふわっとした、おから。トマトでだしをとり、味付けはコショウで。
煮物。へそ大根と高野豆腐。にんじんは、梅でしたゆでしてあるので、ほんのりしたすっぱさが舌に残ります。
ヤーコンとわさび、小ネギ、ワカメのサラダ。パプリカのドレッシングで。
ヤーコンは、宮城では丸森などで生産されています。はじめて食べたときには、シャリシャリする感じが、あまり野菜っぽくないなーと思ったものでした。
「しん」の親方いわく、最近はかなり甘いヤーコンが多く、皮をむいてすぐに食べてもおいしいものばかりだそうです。それでも、親方は、さらに甘みを熟成させるために、仕入れたヤーコンはすぐに使用せず何日か置くのだそうです。さっとゆでても、皮をむいてなまで食べても、きんぴらのようにして食べても、ヤーコンはおいしいのだそうです。
写真を撮るのを忘れてしまいましたが、小瀬菜大根のピクルスもいただきました。親方は、生産量の少なくなっている小瀬菜大根をつくる活動をしています。「宮城を一生楽しむ」さんのブログより 、ご紹介。
こちらのお店では、単に地元の食材を使うだけでなく、本来のおいしさを引き出す食べ方をお客さんにおしえたり、食材を守ったり、と幅広く活動をしています。単に地元の食材を使うのではなく、どう育つのか、どうおいしいのかをお話ししてくれるので、本当に勉強になります。
店名:真・海・菜・食 しん
住所:仙台市青葉区葉山町5-16
食べログ⇒http://r.tabelog.com/miyagi/A0401/A040101/4008042/
お店のブログ⇒http://blogs.yahoo.co.jp/shin_shin728




