やさしいお産カフェの帰り道。
今日もいろんな状況の人たちに出会って、話をしました。
その人にしかわからないであろう哀しみや苦しみを聞かせてもらい、ふと、私はあの人の心に今日どのくらい寄り添えたのかな…と、ある人の顔を思い浮かべて思っている自分がいました。
うまく相槌できたかな
気持ちわかってあげられたかな、と。
サービス業だったり、ボランティアだったり、歌を歌うときだったり…
人の役にたちたい!
と思ったときにいつも、葛藤のある部分です。
別に、寄り添ってくださいって頼まれたわけじゃない。
話を聞いてくれただけですっきりしたよっていわれることもある。
顔をみたら癒されたよ~って言っていただけることもある。
私の少ない人生経験で、人を勇気づけよう…なんてのも傲慢な気がする。
セラピストの最大の使命は気付きをあたえること
…これも傲慢な気がする。
まわりの人たちみんなに支えられ、たくさん学ばせていただいているのは私の方だな!
今日もたくさん素敵な経験をさせていただいたな!!
きっと誰かの役に立ちたいなら一番にすべきことは、ありのままの自分を認めて精一杯、生きることなのでしょう。
目の前に起こることを大切に、沸き上がるすべての感情を丁寧に味わっていきたいです。
とにかく、もっともっと真剣にやろう!
自分に対して真剣になろう!
ママとしてじゃない、自分として。
桜吹雪のなか、そんなことを考えながら歩いた春の日でした。