「感じたままに作品を作って〜!」と、ご依頼を頂き、納品した作品。
納品先は、鳥取市にあるよろずクリニック様。


今回は、実際に飾る空間を見ただけで、完全お任せのオーダー。


わたしの中から出てくるものを形にしようと思い、完成をイメージして感じたのが"ゴールドの光で螺旋状に昇っていくもの"でした。


自分の中にイメージが浮かんできた時は、「これ、なんだろう?」って、最初はわからなくて。


それを
どうやって描くのか
何を使って描くのか
自分でもわからないことがあるんですよね。。
(すぐに完成イメージが描ける時もある)


そこから色々と筆や紙や線の出具合を何度も試して、自分の中のしっくりを探っていく。


この繰り返し。


いつその"しっくり"が訪れるのかわからないから、それまでただひたすらに描き続ける。


描いていくうちに「これは龍だ!」って思って。それが何者なのか自分の中で"しっくり"来てからは、どんどん手が動いて早かった〜。


完成して額装に出してる間、萬夫婦と会う機会があり、作品の話をしてると奥様が


『ゆいちゃんがインスタにアップしてるので目に焼き付いて、こんなのがうちに来たらいいな〜と思うのがあったの!』


と、聞いてピンと来て。


『それって、これじゃない?』と見せたのが納品する予定の途中の制作画像。


それが、ドンピシャで当たり。
2人無言で目に涙をためて握手しました。←笑


その時に
・作品の制作ストーリー
・今回の作品で龍の背中を描いたこと
・黒とゴールドが主体の作品になったこと
・額は龍の鱗のような柄にしたこと
これを先生に話すと…


『おお!自分の上にはたくさんの龍神がいると言われたことがあるわ〜!』
『なんでわかったん?黒とゴールドが一番好きなんだよね〜』


と、聞いていない情報の中から次々とシンクロが起こりました。




納品した作品はお二人ともとても喜んでくださり、クリニック内の先生お気に入りスペースだと言われる二階洗面に飾ってくださっています。


作品からのメッセージは、「この世に生を受けた瞬間から生も死も隣り合わせ。死は決してネガティブなものではなく、生も死もあるがままに受け入れる。」というメッセージも込められています。




これも先生に話すと、「そうそう。僕はいつもそう思って生きてるわ!」って。


シンクロが重なりすぎて正直ビビりました。笑


でも、これがわたしであり、わたしに与えられた仕事なのだとこの作品を通して学ばせていただきました。



本当に感謝しかないです。
ありがとうございました。