チーズケーキ屋に成る長蛇の列。
「ヒョウ柄」でなく、
ヒョウそのものがプリントされた服を身にまとうおばちゃん。
完璧な偽物ブランド品を売る外国人。
「閉店セール大特価ー!」
と街頭で3年以上謳っている店員。
語尾に「ナーレ」とつければ
とりあえずオシャレになると思っている広告。
この街、大阪が大好きだ。
みんな来なハーレ。
iPhoneからの投稿
「すいませーん、ウガンダのじゅうたんいりませんか?」
こんな声のかけられ方をしたことあるだろうか?
今日、高校の同級生の【ゆかちん】と大阪国際交流センターで開かれていた
"one world festival"に行ってきた。
彼女とはその前日も6時間ほぼノンストップで語っていたのだが、
舌の根も乾かぬうちに次の日も朝からtogetherした。
午前中は、ルー大柴のスーダン支援トークショーに足を運んだ。
開催前に、ルーさんとトイレですれ違い、
会場でも一番前の席だったからか、トークショー中もいじくり倒された。
世界各国や、色んな国際交流・支援団体が混在する中を闊歩していると、
「あ、さっきルーさんに絡まれてた二人組ですよね?!」
とイケメンお兄さんから声をかけられた。
そのブースは、世界各国から東北へ向けた応援メッセージや活動内容が掲載されていた。


感激していると、
おもむろにそのブースのイケメンから
"Gracias"(スペイン語で「ありがとう」)
と書かれたパネルを渡され写真をとらせて欲しいと申し出があった。
なんでも、その写真と、
被災地を支援してくれた世界各国の人々へありがとうのメッセージを送るプロジェクトを
しているんだとか。
前回の日記で、逮捕されかけたパートナー達もスペインに帰ったところだし、
なんだかゆかりを感じた。
友達と2人でパネルをもってニッコリ。

すると、カメラ隊も撮影にきてくれてビデオを撮ってくれた。
私達がパネルを持つ所からメッセージを書くに至るまで、
はたまたインタビューまでしてくれて密着取材だった。
なんなら一般来場者のおじいさんまで、
「ちょっと、一緒に写真とってくれ」と
不思議な3ショットもとったほど。
なんだか不思議なさわぎにすごく心がほっこりした。
その後、
各国の料理を楽しめる屋台へ出向き、昼ごはん♪
そこで、11月にASEAN SUMMITで一緒だった仲間にも再会♪

やっぱ、興味あるフィールドで進み続けたり、出向いたりすれば嬉しい再会や出会いが待ってるもんやな~と実感。
そして屋台を歩いていると、
肩にウサギを乗せた女性を発見。

ぱっとその女性と目が合うと、
「髪型すてきね!」
と声をかけられ、
そしてグインとウサギをつかみ、
気付いたら私の肩にウサギが乗せられていた。
ゆきずりの女性からいきなりウサギを肩に乗せられたのは初体験だった。
あ~世界ってカオス!
と痛感しながら、
私達は、東北被災地支援の報告会のセミナーに参加しにいった。
2時間がほんまにあっちゅう間で、
自分がこれからする被災地支援の大きなヒントとなるセミナーだった。
そこで、
国連関係の話や支援がのせられたパンフを何気に見ていた。
やっぱ自分はこういう世界で携わっていきたいな~なんて感じていたら、
さいごのページで、
身内を見つけた。
今もなお、福島で支援活動をしている医師である伯父の姿がしっかりそのパンフに映っていた。
目をまんきんに開いてみても、
逆立ちして見ても、
私の伯父だった。
なんだか、
すっごく嬉しかった。
自分の家族を改めて誇りに思った。
自分は今関西にいて、被災地にはいけないけど、
そこでできる支援をやっていこう、
勝ち負けじゃないけど、
「負けてられない。」
そう、感じた。
そして、帰り際に取材の映像がどこで流れるか聞きたくて先程のブースに足を運んだ。
ほぼ撤収されており、
お兄さんに声をかけた。
「さっきのメッセージと映像はどこでみられますか?」
すると、
「バルセロナの総領事館にメッセージは掲載されて、
動画は外務省のホームページでながされますよ^^」
とカジュアルに告げられた。
ががっががががががいむしょー!!!
もっといい顔すればよかった!
てか、
こんなスパンコールまみれのサバみたいな恰好してくるんじゃなかった!
先日、スペイン人を逮捕から救って、
次はスペインの外務省か。
人生って、ほんま何があるか分からないな。
そしてイケメンに礼をいい、
帰ろうと背を向けたその時。
ちょっと待って。
イケメンが後ろ髪ひかれるような声で
私を引き止めた。
そして、開口一番。
「ウガンダのじゅうたんいりません?」
・・・え?
そして、私はまったくワケも分からず、
民族の匂いをまんきんに放った
「ウガンダのジュータン」
をカバンに詰め込み、そのブースを後にした。
「ウガンダのジュータン」
微妙なライムも粋ささえ感じさせた。
全くわけのわからない一日だったが、
ものすごく充実していた。
自分の道、
自分の感じる幸せ、
自分に巡り合うカオスな人種・・・。
なんだかその全てがだんだんくっきり見えてきた気がした。
さぁ、明日も早朝から学校だ。
夢に向かって、明日もカオスに生きよう!
おやすみ世界!!!!
ぶえのすのーちぇす!


こんな声のかけられ方をしたことあるだろうか?
今日、高校の同級生の【ゆかちん】と大阪国際交流センターで開かれていた
"one world festival"に行ってきた。
彼女とはその前日も6時間ほぼノンストップで語っていたのだが、
舌の根も乾かぬうちに次の日も朝からtogetherした。
午前中は、ルー大柴のスーダン支援トークショーに足を運んだ。
開催前に、ルーさんとトイレですれ違い、
会場でも一番前の席だったからか、トークショー中もいじくり倒された。
世界各国や、色んな国際交流・支援団体が混在する中を闊歩していると、
「あ、さっきルーさんに絡まれてた二人組ですよね?!」
とイケメンお兄さんから声をかけられた。
そのブースは、世界各国から東北へ向けた応援メッセージや活動内容が掲載されていた。


感激していると、
おもむろにそのブースのイケメンから
"Gracias"(スペイン語で「ありがとう」)
と書かれたパネルを渡され写真をとらせて欲しいと申し出があった。
なんでも、その写真と、
被災地を支援してくれた世界各国の人々へありがとうのメッセージを送るプロジェクトを
しているんだとか。
前回の日記で、逮捕されかけたパートナー達もスペインに帰ったところだし、
なんだかゆかりを感じた。
友達と2人でパネルをもってニッコリ。

すると、カメラ隊も撮影にきてくれてビデオを撮ってくれた。
私達がパネルを持つ所からメッセージを書くに至るまで、
はたまたインタビューまでしてくれて密着取材だった。
なんなら一般来場者のおじいさんまで、
「ちょっと、一緒に写真とってくれ」と
不思議な3ショットもとったほど。
なんだか不思議なさわぎにすごく心がほっこりした。
その後、
各国の料理を楽しめる屋台へ出向き、昼ごはん♪
そこで、11月にASEAN SUMMITで一緒だった仲間にも再会♪

やっぱ、興味あるフィールドで進み続けたり、出向いたりすれば嬉しい再会や出会いが待ってるもんやな~と実感。
そして屋台を歩いていると、
肩にウサギを乗せた女性を発見。

ぱっとその女性と目が合うと、
「髪型すてきね!」
と声をかけられ、
そしてグインとウサギをつかみ、
気付いたら私の肩にウサギが乗せられていた。
ゆきずりの女性からいきなりウサギを肩に乗せられたのは初体験だった。
あ~世界ってカオス!
と痛感しながら、
私達は、東北被災地支援の報告会のセミナーに参加しにいった。
2時間がほんまにあっちゅう間で、
自分がこれからする被災地支援の大きなヒントとなるセミナーだった。
そこで、
国連関係の話や支援がのせられたパンフを何気に見ていた。
やっぱ自分はこういう世界で携わっていきたいな~なんて感じていたら、
さいごのページで、
身内を見つけた。
今もなお、福島で支援活動をしている医師である伯父の姿がしっかりそのパンフに映っていた。
目をまんきんに開いてみても、
逆立ちして見ても、
私の伯父だった。
なんだか、
すっごく嬉しかった。
自分の家族を改めて誇りに思った。
自分は今関西にいて、被災地にはいけないけど、
そこでできる支援をやっていこう、
勝ち負けじゃないけど、
「負けてられない。」
そう、感じた。
そして、帰り際に取材の映像がどこで流れるか聞きたくて先程のブースに足を運んだ。
ほぼ撤収されており、
お兄さんに声をかけた。
「さっきのメッセージと映像はどこでみられますか?」
すると、
「バルセロナの総領事館にメッセージは掲載されて、
動画は外務省のホームページでながされますよ^^」
とカジュアルに告げられた。
ががっががががががいむしょー!!!
もっといい顔すればよかった!
てか、
こんなスパンコールまみれのサバみたいな恰好してくるんじゃなかった!
先日、スペイン人を逮捕から救って、
次はスペインの外務省か。
人生って、ほんま何があるか分からないな。
そしてイケメンに礼をいい、
帰ろうと背を向けたその時。
ちょっと待って。
イケメンが後ろ髪ひかれるような声で
私を引き止めた。
そして、開口一番。
「ウガンダのじゅうたんいりません?」
・・・え?
そして、私はまったくワケも分からず、
民族の匂いをまんきんに放った
「ウガンダのジュータン」
をカバンに詰め込み、そのブースを後にした。
「ウガンダのジュータン」
微妙なライムも粋ささえ感じさせた。
全くわけのわからない一日だったが、
ものすごく充実していた。
自分の道、
自分の感じる幸せ、
自分に巡り合うカオスな人種・・・。
なんだかその全てがだんだんくっきり見えてきた気がした。
さぁ、明日も早朝から学校だ。
夢に向かって、明日もカオスに生きよう!
おやすみ世界!!!!
ぶえのすのーちぇす!


「このままやと、逮捕されてしまう。」
乗っけから重ためのスタートだが、内容は生ハム位の薄さなのでサクッと読んで頂きたい。
2/1に、海外からやってきたパートナーが帰国するっていうんで30日からlast tango in Tokyoしにきた。
すると、開口一番、
「東京最後の日は、
野宿だけど大丈夫?」
え。
フライトは2/1の朝だが、
滞在先は1/31までの契約なのでフライト前日の夜に成田に行って野宿だそうだ。
まぁ、屋根があるだけマシか。
そして、
「てかね、僕らのVISA、1/31までなんだけど、
31日の夜に空港に行って事情説明したら全然大丈夫だよね?」
え。
いやいや、
全然だいじょばない。
たった数時間の超過でも日本という厳しい国ならなんかしら処罰はされるはず。。
次の日、早起き(11:30am)をし成田空港を電話した。
VISAの事なので我関せず、といった感じで電話をたらい回しにされた。
入国管理局に電話すると、
「今日中に入管へ出頭してください。
フライトを今日に変更するか、
VISAの延長がもしかしたらできるかもしれないので申請を。」
「フライトをお金は、持ってないんです。
VISAの申請が受理されなかったらどうなりますか…?」
「逮捕ですね。」
たたたたた逮捕!???!!
say hoooooooo!!!!
Tai hoooooooo!!!!!
言うてる場合じゃない。
電話を切り、
彼らに事実を告げる。
国境をわりとカジュアルに考えていた彼らの顔面は蒼白。
旅のラストに重すぎる事件。
そもそも、
90日間の滞在を数え間違えて91日滞在のプランでチケットを取ってしまっていたというただの初歩的なミス。
バカすぎる!
大袈裟に馬鹿!
ドヨーンとした空気が私達を包み、とりあえずできることはしようと滞在先のチェックアウト準備をし、
入国管理局に出頭した。
朝から何も食べていない。
頭が真っ白。
お先真っ暗。
大切な人達が逮捕されるかもしれない。
逮捕は免れても、日本にしばらく戻ってこれないペナルティーが課せられる。
手を握りあって、怖い怖いと身体を震わせた。
いつも底抜けに明るい彼らも、
完全になで肩。
「あんたらがもう二度と日本に入国できんくなったら、
唯があんたらの国に日本語学校を建てて、
秋葉原作って、
リトルJAPAN作るからな!」
漠然とした約束に、三人でがしりと肩を抱き合いVISAの申請に向かった。
たくさんのペーパーワークを済ませ、祈りを捧げた。
「すべてうまくいったら、
回転寿司食べてパーティーしような!」
周りには、VISAを取り下げられた外国人がたくさん列を成していた。
怖い怖い怖い。
VISAの有無で、一度メキシコで不法滞在になりかけた事を思い出した。
すっごく怖かった。
けど、バカやけどこんな善良すぎる人達が捕まってたまるか。
厳しい入国管理局の人に愛想を振りまき、
一時間半、生きた心地がしなかった。
本当なら浅草へ行ったり、
日本食に舌鼓打ってるはずだった。
2時間がたとうとしたとき、
「お待たせ致しました。
無事、受理されました。」
あえぬやぼろせゎらゆよちにをやわりもゆやろんろろふやたいへは!!!!!!!!!
(ありがとうございます)
入管の方に大きめの礼をした。
そして、
私は彼らのパスポートを奪って超特急で逃げてやった。
彼らのパスポートをゴミ箱に捨てるつもりだった。
さんざん人に心配させたんだ。
これぐらいしても大丈夫やろ!
(ドヤ顔)
私より数段脚の長い彼らにすぐに捕まり、
彼らは逮捕から救った私に対して「ありがとう!」ではなく、
「脚が短い!」と言った。
いやもー!
なに言われてもいい!
最高に嬉しかった!!
彼らがいなくなるんは嫌やけど、
逮捕とか強制送還なんてされるよりよっぽどハッピーだ。
世界一金持ちの気分になり、
三人で思いっきり抱き合った。
「君は、僕らの命の恩人だ!」
と、最高の笑顔で言ってくれた。
国を出て、
ドキュメンタリーを撮りにきている彼らにとってこの事件はその映画にふさわしいエンディングとなった。
夜は宣告通り、
高めの回転寿司をおごらせ、和服も買ってもらった。(便乗)
その時に真剣な顔で、
「あのね、
一緒にいてくれてほんとうにありがとう。
君に出会ったから、
この旅は予想をはるかに超えたものになった。
君は、
あんなに困難な状況でも決して声を荒げず、
冷静に対応してくれたね。
僕らを守ってくれたね。
尊敬してたけど、
もっと尊敬した。
君の優しさは、ホンモノだった。」
あ、やべ。地下鉄で泣きそう。
ばれないように涙をぬぐい、
思いっきり抱きしめた。
言葉じゃなくても気持ちは伝わったはず。
さぁ、残された問題は野宿のみ!
(シュール)
逮捕されなければ野宿できなることなんか幸せでしかない!
終電で成田に向かい、
待合場所へ。
そこでまたもや珍事件。
「ちょっといいですか?」
税関の警備員だった。
待合室で一夜を過ごす人の簡単な職質である。
見送りといえど、身分証明が必要とのことで私のパスポートも提示。
…。
待てよ。あれはみられちゃマズイ。
パスポートの一番最後のページに自分の名前と住所、
そして、その下に緊急連絡先と本人との関係を書く欄がある。
以前の日記で紹介した、
観音クリエイションという変態をおぼえているだろうか。
彼が以前、ノリで私の緊急連絡先に
彼の名前、
住所を記し、
関係のところに、
「愛人」
と記していたのを思い出した。
サ
イ
ア
ク
だ。
せっかく逮捕を免れたのに、
この件でなんかつっこまれたらどうしよう。。
たった二、三分だったが、再び生きた心地がしなかった。
しかし、
「…。はい、ありがとうございました。」
と、若干の沈黙の持つ意味深さに冷や汗止まらず。
その職質状況を隠し撮りし、
たまりかねて観クリへViber。
「あなたのおかけで生きた心地せんかったわ!ありがとう!」と警備員の写メ付きで送信。
すぐさま返事がきて、
「ちょっと待って。
俺もこないだ帰国した時に、
同じ警備員に荷物ぜんぶ調べられた。」
バグやん!!!
成田に警備員何人おるおもてんねん!
ピンポイントで私と観クリの職質するなんてほんま恐ろしい。
あーもーほんま怖い世の中。
そんなこんなでバグな一夜が明け、
彼らとしばしのお別れ。
チェックインを済ませ、
彼がくれるといっていたカバンが機内に持ち込めるということで急遽彼に返した。
「君の荷物ぜんぶ取ったよね?」
「うん、とったよー」
三人でまたハグしてバイバイ。
彼らが荷物検査に通る直前に、
私の顔面は再び蒼白。
私を長い間ご存知の方は既知だろうが、
私は護身用に、
手裏剣を常備している。
あろうことか、その手裏剣を彼に返したバッグに入れたまんまにしていた。
私は、アメリカで同じ過ちをし、テロリストと勘違いされ逮捕寸前までいったことがある。
せっかく逮捕免れたのに、
私の手裏剣のせいで彼が捕まってしまう!!!
全然護身できへんやん!
もう、後戻りはできない。。
見えなくなる彼らがなかなかガラス張りの見送り口からみえてこない。
再び、生きた心地がしなか(略)
すると、
爆笑しながら見送り口に現れた彼らに
"you have Shuriken in your bag!!!"
と書いたメモを提示した。
全部ジェスチャーだったが、
「そうだよ!
取られちゃったよ!
みんなに笑われたよ!
危うく逮捕だよ!
最後までネタで締めくくってくれてありがとう!」
爆笑しながら手を振って元気に帰っていった。
あー。
たった2日間の話だったが、
こんなに人生の淵に立たされたことなかった。
どっと疲れた。
彼らが無事、国に着きますように。
お互いの人生を精一杯ぐっちゃぐちゃに掻き回して私達の旅は終わった。
次は、モロッコかベトナムで再会する予定だ。
あーほんとに長くてバカバカしい。
今年は平穏に暮らすはずだったのに、
とんでもないスタートを切ってしまった。
みなさん、
国境をあまくみてはいけません。
パスポートは他人にむやみに渡してはいけません。
海を渡る時は、
手裏剣は、預ける荷物の中にいれましょう。
もう少ししたら、大阪へ帰ります。
見かけましたら、どうぞ指さして笑ってください。
少し人間のキャパ広がったのでなにも怖くありません。
もうすぐ新宿に到着するので今日はこのへんで。
ドロン!
iPhoneからの投稿
乗っけから重ためのスタートだが、内容は生ハム位の薄さなのでサクッと読んで頂きたい。
2/1に、海外からやってきたパートナーが帰国するっていうんで30日からlast tango in Tokyoしにきた。
すると、開口一番、
「東京最後の日は、
野宿だけど大丈夫?」
え。
フライトは2/1の朝だが、
滞在先は1/31までの契約なのでフライト前日の夜に成田に行って野宿だそうだ。
まぁ、屋根があるだけマシか。
そして、
「てかね、僕らのVISA、1/31までなんだけど、
31日の夜に空港に行って事情説明したら全然大丈夫だよね?」
え。
いやいや、
全然だいじょばない。
たった数時間の超過でも日本という厳しい国ならなんかしら処罰はされるはず。。
次の日、早起き(11:30am)をし成田空港を電話した。
VISAの事なので我関せず、といった感じで電話をたらい回しにされた。
入国管理局に電話すると、
「今日中に入管へ出頭してください。
フライトを今日に変更するか、
VISAの延長がもしかしたらできるかもしれないので申請を。」
「フライトをお金は、持ってないんです。
VISAの申請が受理されなかったらどうなりますか…?」
「逮捕ですね。」
たたたたた逮捕!???!!
say hoooooooo!!!!
Tai hoooooooo!!!!!
言うてる場合じゃない。
電話を切り、
彼らに事実を告げる。
国境をわりとカジュアルに考えていた彼らの顔面は蒼白。
旅のラストに重すぎる事件。
そもそも、
90日間の滞在を数え間違えて91日滞在のプランでチケットを取ってしまっていたというただの初歩的なミス。
バカすぎる!
大袈裟に馬鹿!
ドヨーンとした空気が私達を包み、とりあえずできることはしようと滞在先のチェックアウト準備をし、
入国管理局に出頭した。
朝から何も食べていない。
頭が真っ白。
お先真っ暗。
大切な人達が逮捕されるかもしれない。
逮捕は免れても、日本にしばらく戻ってこれないペナルティーが課せられる。
手を握りあって、怖い怖いと身体を震わせた。
いつも底抜けに明るい彼らも、
完全になで肩。
「あんたらがもう二度と日本に入国できんくなったら、
唯があんたらの国に日本語学校を建てて、
秋葉原作って、
リトルJAPAN作るからな!」
漠然とした約束に、三人でがしりと肩を抱き合いVISAの申請に向かった。
たくさんのペーパーワークを済ませ、祈りを捧げた。
「すべてうまくいったら、
回転寿司食べてパーティーしような!」
周りには、VISAを取り下げられた外国人がたくさん列を成していた。
怖い怖い怖い。
VISAの有無で、一度メキシコで不法滞在になりかけた事を思い出した。
すっごく怖かった。
けど、バカやけどこんな善良すぎる人達が捕まってたまるか。
厳しい入国管理局の人に愛想を振りまき、
一時間半、生きた心地がしなかった。
本当なら浅草へ行ったり、
日本食に舌鼓打ってるはずだった。
2時間がたとうとしたとき、
「お待たせ致しました。
無事、受理されました。」
あえぬやぼろせゎらゆよちにをやわりもゆやろんろろふやたいへは!!!!!!!!!
(ありがとうございます)
入管の方に大きめの礼をした。
そして、
私は彼らのパスポートを奪って超特急で逃げてやった。
彼らのパスポートをゴミ箱に捨てるつもりだった。
さんざん人に心配させたんだ。
これぐらいしても大丈夫やろ!
(ドヤ顔)
私より数段脚の長い彼らにすぐに捕まり、
彼らは逮捕から救った私に対して「ありがとう!」ではなく、
「脚が短い!」と言った。
いやもー!
なに言われてもいい!
最高に嬉しかった!!
彼らがいなくなるんは嫌やけど、
逮捕とか強制送還なんてされるよりよっぽどハッピーだ。
世界一金持ちの気分になり、
三人で思いっきり抱き合った。
「君は、僕らの命の恩人だ!」
と、最高の笑顔で言ってくれた。
国を出て、
ドキュメンタリーを撮りにきている彼らにとってこの事件はその映画にふさわしいエンディングとなった。
夜は宣告通り、
高めの回転寿司をおごらせ、和服も買ってもらった。(便乗)
その時に真剣な顔で、
「あのね、
一緒にいてくれてほんとうにありがとう。
君に出会ったから、
この旅は予想をはるかに超えたものになった。
君は、
あんなに困難な状況でも決して声を荒げず、
冷静に対応してくれたね。
僕らを守ってくれたね。
尊敬してたけど、
もっと尊敬した。
君の優しさは、ホンモノだった。」
あ、やべ。地下鉄で泣きそう。
ばれないように涙をぬぐい、
思いっきり抱きしめた。
言葉じゃなくても気持ちは伝わったはず。
さぁ、残された問題は野宿のみ!
(シュール)
逮捕されなければ野宿できなることなんか幸せでしかない!
終電で成田に向かい、
待合場所へ。
そこでまたもや珍事件。
「ちょっといいですか?」
税関の警備員だった。
待合室で一夜を過ごす人の簡単な職質である。
見送りといえど、身分証明が必要とのことで私のパスポートも提示。
…。
待てよ。あれはみられちゃマズイ。
パスポートの一番最後のページに自分の名前と住所、
そして、その下に緊急連絡先と本人との関係を書く欄がある。
以前の日記で紹介した、
観音クリエイションという変態をおぼえているだろうか。
彼が以前、ノリで私の緊急連絡先に
彼の名前、
住所を記し、
関係のところに、
「愛人」
と記していたのを思い出した。
サ
イ
ア
ク
だ。
せっかく逮捕を免れたのに、
この件でなんかつっこまれたらどうしよう。。
たった二、三分だったが、再び生きた心地がしなかった。
しかし、
「…。はい、ありがとうございました。」
と、若干の沈黙の持つ意味深さに冷や汗止まらず。
その職質状況を隠し撮りし、
たまりかねて観クリへViber。
「あなたのおかけで生きた心地せんかったわ!ありがとう!」と警備員の写メ付きで送信。
すぐさま返事がきて、
「ちょっと待って。
俺もこないだ帰国した時に、
同じ警備員に荷物ぜんぶ調べられた。」
バグやん!!!
成田に警備員何人おるおもてんねん!
ピンポイントで私と観クリの職質するなんてほんま恐ろしい。
あーもーほんま怖い世の中。
そんなこんなでバグな一夜が明け、
彼らとしばしのお別れ。
チェックインを済ませ、
彼がくれるといっていたカバンが機内に持ち込めるということで急遽彼に返した。
「君の荷物ぜんぶ取ったよね?」
「うん、とったよー」
三人でまたハグしてバイバイ。
彼らが荷物検査に通る直前に、
私の顔面は再び蒼白。
私を長い間ご存知の方は既知だろうが、
私は護身用に、
手裏剣を常備している。
あろうことか、その手裏剣を彼に返したバッグに入れたまんまにしていた。
私は、アメリカで同じ過ちをし、テロリストと勘違いされ逮捕寸前までいったことがある。
せっかく逮捕免れたのに、
私の手裏剣のせいで彼が捕まってしまう!!!
全然護身できへんやん!
もう、後戻りはできない。。
見えなくなる彼らがなかなかガラス張りの見送り口からみえてこない。
再び、生きた心地がしなか(略)
すると、
爆笑しながら見送り口に現れた彼らに
"you have Shuriken in your bag!!!"
と書いたメモを提示した。
全部ジェスチャーだったが、
「そうだよ!
取られちゃったよ!
みんなに笑われたよ!
危うく逮捕だよ!
最後までネタで締めくくってくれてありがとう!」
爆笑しながら手を振って元気に帰っていった。
あー。
たった2日間の話だったが、
こんなに人生の淵に立たされたことなかった。
どっと疲れた。
彼らが無事、国に着きますように。
お互いの人生を精一杯ぐっちゃぐちゃに掻き回して私達の旅は終わった。
次は、モロッコかベトナムで再会する予定だ。
あーほんとに長くてバカバカしい。
今年は平穏に暮らすはずだったのに、
とんでもないスタートを切ってしまった。
みなさん、
国境をあまくみてはいけません。
パスポートは他人にむやみに渡してはいけません。
海を渡る時は、
手裏剣は、預ける荷物の中にいれましょう。
もう少ししたら、大阪へ帰ります。
見かけましたら、どうぞ指さして笑ってください。
少し人間のキャパ広がったのでなにも怖くありません。
もうすぐ新宿に到着するので今日はこのへんで。
ドロン!
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