内視鏡手術から数日。
先生からのお話があるということで、
決められた時間に病院に行きましたが、
手術が長引いているということで、先生の手術終わり待ちに、、
お昼は過ぎるだろうということで、
一旦お昼ご飯を食べに外に出ました。
なるべく近くの回転寿司を食べて1時間半時間を潰し、
病院へ戻ると、20分くらい待って、呼ばれました。
いよいよ。。。。。
良い結果ですように。。。。と心で祈りながら。。。。
母と二人で個室に入り先生の話を伺いました。
結果は。。。。
大腸癌です。かなり進行しています。このままでは手術はできません。
言葉が出ません、、、、。
S字結腸と言われる場所にかなり大きな腫瘍ができています。
腹痛になったのは、腫瘍が大きすぎて便が全く通らなかったからです。
腸閉塞寸前の状態です。
絶食が続いたのはこの腫瘍のせいか、、、、。
喘息をお持ちということで造影CTができませんので、
転移しているかどうかがわかりません。
ですのでMRIやCTや血液検査など色々な検査から複合して調べる必要があります。
そんな〜
母がステージで言うと何になりますか?と聞きます。
転移してるかどうか調べられないので、ステージ3以上としか申し上げられないです。
それは、転移していたらステージ4ということですか?
はいそうです。
このままでは、腫瘍が大きすぎますし、食事もできませんので、
人工肛門の手術を先にして、食事を取れるようになってもらいます。
そこで体力をつけてもらって、抗がん剤治療に入ります。
自宅で薬を服用していただき、数日おきに病院に来ていただき
点滴を受けていただきます。
人工肛門!!!
母も、え〜〜〜〜!そんな、えらいこと、どうしよ。と
想定外のことに驚いていました。
抗がん剤治療を進めていき、腫瘍が小さくなったことを確認できたら
腫瘍摘出の手術を行います。
ただ、造影CTができないため、子宮にどれだけ浸潤しているのかわからない。
とにかく、人工肛門を作流手術を行います。
ここまでの説明以外にも、細かく説明していただきました。
内視鏡の手術では、小さいのは取ったが、検査結果はまだわからないということ。
画像やレントゲンも見せていただきましたが、驚きの大きさでした。
正直ショックでした。でも母の前では、しっかりしてないと!と無意識に
どっちにしろ、大腸に大きい腫瘍があったらいつまでもご飯食べられへんし、
腫瘍大き過ぎるから手術できひんし、抗がん剤治療の間は他への転移も抑えられるし、
どう考えても、人工肛門で頑張っていくしかないな!みんなで力合わせて頑張ろ!!と
言っていました。でも心は泣いていました。
主治医から、直接聞く事実と、それを聞いてる母が隣にいる状況。
苦しかったし、泣きそうでした。
ベッドに戻り、
母は「えらいことになってしまった、どうしよ、お父さん大丈夫かな。」
「大丈夫や。私がちゃんとしとくから心配せんでええって。
みんなにもちゃんと説明しとくから、頑張ろな!」
帰り道は我慢できなくて、自然に涙が溢れていました。