『かみあり』 ①~
染屋カイコ

10月が神無月と言われる理由..それは八百万の神々が皆、出雲大社に行ってしまい不在になる為である。
逆に、神々が集結する出雲大社のある島根県では神在月(かみありづき)と言われる。
関西から島根に転校してきた幸子は神様が見え始めたその日から、奇妙奇天烈・摩訶不思議な神様たちと縁が出来てしまい..
-鰯の頭も信心から!!-
主人公・幸子が毎回毎回いろんな神様(orその他)絡みのトラブルに巻き込まれるコメディー。
登場する神々に関する蘊蓄を軽快なギャグを交えてストーリーに絡めているのが大変面白い。
また神々も現代に合わせたスタイルにアレンジされてビジュアル面に華を添えている。

ヒヌカン様に惚れたwww
ストーリーに膨らみを持たせる為か、日本の神々に留まらず西洋の悪魔や天使、

さらにはゲームや漫画などから生まれた神々も集まり始めて、さらなるカオスへ。
続々と生まれる神々を管理・把握する為に漫画・ラノベを読み耽り、ギャルゲー攻略に苦心する安倍晴明が涙を誘う。
このギャグ要素の一つにしか過ぎないと思ってしまう
"創作作品から降誕する架空の神"
というのがこの漫画を読み進める上で大事な役割を担っていて、作品中でも
『神は人の心の在り方に寄るモノ・生まれるモノ』
と語られる様に、捉え方によっては
『人間の傲慢さ』
を指摘する皮肉を込めた作者からのメッセージなのかも知れない。
「かみあり」というタイトルからして最終的なオチは大体予想してしまったが、2巻以降果たしてどんな神々が登場して盛り上げてくれるのか非常に楽しみだ。