黒い本と白い本 | アラフィフですが

アラフィフですが

常に見た目年齢マイナス5歳を目標としています(笑)
本が好きです。
37歳で夫を亡くし.50歳で乳がんが見つかりました。
でも、これから夢も希望も楽しみもたくさんあります。

前回の記事に「衣装ケース2つ分の本…」と書いたが、それはあくまでも私の本。
家には他にもたくさん本がある。

で、思い出した。

娘の部屋にある黒い本と白い本。



これは背表紙が黒いから黒い本。

これは見たとおりの白い本。

娘たちがそう呼ぶ。

どちらも10冊ずつくらいある。
私が幼い頃に読んだ絵本。

近所に本屋さんも図書館もなかった時代に毎月おばちゃんが届けてくれる定期購読だったが、途中で母がやめちゃったらしい。

私はこの本たちを繰り返し飽きもせず読んだ。

特に黒い本はアジア、イギリス、フランス、アメリカ等々色んな国のむかし話があって本当に楽しかった。

むかし話って残酷なお話も多い。

首を切られたり、焼け死んだり、化け物に食べられたり。

でも、残酷なお話を繰り返し読んだからって、残酷な人間になんてならない。

ただお話を「楽しい!」としか思っていなかった。

うちでは今でも日常会話にこれらの物語が登場する。
心配性の私と長女がいちばんよく使うのは「それじゃあまたチッコペトリロだね!
ストーリーが気になる方はこちらにありました↓

カタカナが苦手な私は、チッコペトリロだかペッコチトリロだか分からなくなるけど 笑

この黒と白の本たちを私はずーっととっておいた。引っ越しの度にダンボールに詰めて。

授かるかどうかも分からない自分の子供に読ませるために。

そしてこの本たちを私の娘たちは喜んで読んだ。
本当に嬉しい!
これで満足!
本たちもこんなに読んでもらって喜んでくれただろう。

これでやっと捨てられる!

…と思ったのに、娘たち捨てません。(笑)

子供が産まれたら読んであげるんだから!と言います。

しかも嫁に行っても実家に置いておくと言う。

読んでくれて嬉しかったが…それでなくても本が増えて困るのに。

…ちょっと迷惑(笑)