久々の更新です
今日からまた時間を見つけて、リキュールのお勉強をしたいと思います〆(・ω・。)メモメモ..
覚えたのに、危うく忘れそう・・・Zzz...(_ _ *)
本日は、フランボワーズのリキュールをご紹介
''マスネ・クレーム・ド・フランボワーズ''(MASSENEZ CREME DE FRAMBOISE)
■生産国:フランス(アルザス地方ヴィレ町)
■会社名:G.E. Massenez S.A.
■アルコール度数:20度
■エキス分:45%
■輸入元:アルカン
【歴史】
フランボワーズというフランス語は、Fraise(いちご)と※ambrosiaを合成して生まれた名詞。
※不老不死の効のあるという神々の飲食物。転じて、美味しくないものという意味。
クレーム・ド・フランボワーズは。フランスの各リキュール・メーカーの競作となっているが、その中でブランドイメージが高いのはマスネ社の製品。
同社は、1870年ジャン・バティスト・マスネが、アルザス地方ヴィレ町でフルーツの蒸留酒を作ったのが始まり。
1913年には、ウージェーヌ・マスネがフランボワーズからオー・ド・ヴィー(ホワイトブランデー)を作って、好評を博し、''マスネ=オー・ド・ヴィー・ド・フランボワーズ''と言われるほど著名なメーカーになった。
同社のフランボワーズは、オー・ド・ヴィーに同じ原料の果汁を加えて熟成した後、シロップとヴィレの天然水を加えて製品化。
果汁の使用割合が、他社に比べて非常に高い。
また、中性スピリッツを使わないし、色素や着色料も添加しない。
そのため、香りと味わいの両面で、フルーツを凝縮したようなデリケートなまろやかさがある。
''ドルフィ・フレーズ・デ・ボア''(DOLFI FRAISE DES BOIS)
■アルコール度数:20度
■エキス分:37%
■輸入元:日欧商事
【他社のクレーム・ド・フランボワーズ】
選果した果実を中性スピリッツに浸漬して数ヶ月熟成させ、砂糖と蒸留水を加えてリキュール化し、ろ過して瓶詰めにするのが一般的な方法。
フランボワーズだけではなく、ブラックベリーやストロベリーなども少量ミックスして、味に奥行きを与えるような製法である。
''ルジェ クレーム ド フランボワーズ''
■アルコール度数:15度
''モリン クレーム ド フランボワーズ''
■アルコール度数:20度
''フィリップドブルゴーニュ フランボワーズ''
■アルコール度数:18度
''カフェ・ド・パリ フランボワーズ''
■アルコール度数:20度
【そのほかのベリー系リキュール】
ほかには、ストロベリーがあるが、カクテル用にも製菓用にも重要である。
フランスでは、クレーム・ド・フレーズと称している。
その中の佳酒が、ドルフィ社のフレーズ・デ・ボア。これは森の野いちごという意味。
その野いちごを畑で栽培したものをフランス各社から集め、中性スピリッツに数週間浸漬した後、水・シロップを加えて製品化。
イチゴジャムのような芳香があるが、後口には快適でデリケートな印象を残す。
他社のクレーム・ド・フレーズは、主に品種改良されたストロベリーに他のベリー類をミックスして製品化されることが多い。
ほかにブラックベリーを原料にしたクレーム・ド・ミュール・ソヴァージュ、
ブルーベリーを原料にしたクレーム・ド・ミルティーユなどもあり、製菓用としても使われている。