こんにちは。
今年も山手西洋館 「花と器のハーモニー」の季節がやってきて(6/1~9)、久しぶりに友人たちを誘って出かけました。
世界で活躍するアーチストと日本の食器のコラボでしたが、全館ため息が出るほど美しくて 皆大絶賛
エレガント、ゴージャス、シック、可憐・・・7館それそれ個性ある装飾で、部屋いっぱいに広がるお花の香りに癒され酔わされ。。。
折角なので、最終日にも1人で駆け足で回ってきました。
美術館の備忘録
★国立新美術館(4月)★
マティス展
色の魔術師マティスの展覧会です
昨年 上野で堪能したマティスの大回顧展は、パリのポンピドゥー・センター所蔵作品が中心。
今回は晩年を過ごしたニースのマティス美術館所蔵作品が中心です。
鮮やかな色とフォルムの切り紙絵と、最晩年に自身の集大成として手掛けた南仏ヴァンスのロザリオ礼拝堂の空間を再現した部屋が見どころでした。
「花と果実」
切り紙絵の大作は、4.1mX8.7mの大画面
鮮やかな色のお花とコロンとした果物のポップなデザインを眺めていると、明るくhappyな気分に
近づいたり遠ざかったり、座ったり立ったり、角度を変えて何度も鑑賞しました
「ブルー・ヌードIV」
独特の造形美
パズルのよう
ブルーの紙を重ね合わせて濃淡をつけ、ずっしりとしたボリュームも
ロザリオ礼拝堂の司祭服のデザイン
ロザリオ礼拝堂の空間再現
礼拝堂内の1日の光の移ろいを3分で体験。
採光に拘った設計で、ステンドガラスを透過して 色のある光が差し込みます。
マティスが、生涯にわたり探求してきた技法を駆使して創り出されたロザリオ礼拝堂。
色と光に溢れた美しい空間です。
上野のマティス展とはまた違ったテイストの展覧会でした。
私はマティスの作品では、フォービスム時代の独特な色彩でオリエンタル(エキゾチック)な感じのする油絵が好きですが、インスピレーションの赴くままに制作されたという切り紙絵も惹かれます。
★東京藝術大学大学美術館(4月)★
大吉原展
江戸初期から250年続いた幕府公認の遊郭の吉原。あまりなじみのない吉原の文化と美術を、浮世絵など美術作品を通じて掘り下げる展覧会です。
開催まで批判が多かったと聞きますが、私はタイトルを見て面白そう、行ってみたいと思いました。
国内や大英博物館などからお里帰りした歌麿、北斎、広重など浮世絵の展示が中心ですが、そもそも吉原とは?という入門編から始まって、デジタル映像やパネル解説を読んでいたら、時間が全く足りません💦
遊女の1日、吉原で働く人たち、花魁道中を克明に描いた浮世絵や、吉原 約250年の 歴史をたどる美人画や風俗画など見ごたえがある作品がてんこもり。
趣向を凝らした展示の最後までたどりつけなかったのが残念で、凄くもったいなかったです💧
遊郭を再現した立体模型
唯一撮影OKなのに、全く時間がなく適当に
最後まで展示作品を鑑賞できなかったのは初めて
でも見に行かれて良かったです
★横浜高島屋ギャラリー(5月)★
不思議の国のアリス展
★そごう美術館(5月)★
KAGAYA 星空の世界 天空の贈り物展
長々とありがとうございました。
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来週から留守にします🛫€
ブログ訪問ができないかもしれませんが、帰って来た時にぜひ。