こんにちは。
紅葉のライトアップ、X'mas
や冬限定の街路樹のイルミネーション・・・
今まさに夜の街が光り輝いていますね。
母が先日、叔母に誘われて江ノ島に行ってきたそう。
実家の最寄駅から電車で50分。ランチして砂浜を歩いて潮の香りを嗅いだ後、2人で橋を渡って江ノ島神社まで。(ぇえ~~っ?!)
91才と88才、ハラハラしますが、久々に姉妹でお出かけして母の電話の声も明るかったです。92才まであと20日とちょっと。
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休日に娘と国立新美術館で開催中(~12/11)の『イブ・サンローラン~時を超えるスタイル ~展』へ。
感動の連続だったディオール展のインパクトが大きかったので、イブ・サンローラン展はどうかなって思ったけれど、美術品のような数々のドレスやスーツの展示にウットリ
素敵な世界に浸ってきました
★ 全12章の構成
1960年代のデビューコレクションの展示は、紺のピーコートとオフホワイトのパンツスタイル等どれも今着ても全然古さも違和感もなく素敵で、ちょっと驚きました。
又タキシードスーツやサファリルック、トレンチコートなど、それまで男性が着ていた服を初めて女性用にモダンに(シンプルに優雅に)アレンジしたのがイブ・サンローランだとも知りました。
刺繍やフェザー、ジュエリーを施し贅を尽くした煌びやかなドレスやジャケット、想像上の民族衣装、豪華な舞台衣装、アーティストへのオマージュ作品、個性的なウェディングガウン・・・など次々に並ぶ110体のルックと、アクセサリーやドローイング、写真などの展示は見ごたえタップリです。
★ 撮影OKのエリアは、アーティストへのオマージュ
アーティスト(画家や詩人)やポップアートにインスピレーションを受け、クリエイトした作品です。
・上段左のドレスの色彩が素敵と思ったら、私の好きなマティスへのオマージュ
(Bのブルーのドレスも)
キュビズムのブラック(上段中と下段右とBの下段右)やピカソ(下段中とBの上段右)へのオマジューも洒落ています
A
B
マティスへのオマージュは、ドレスだけでなく、Loveのグリーティングカードも
リスペクトを感じます
・ゴッホヘのオマージュ
<<アイリス>>イブニング・アンサンブルのジャケット
600時間以上の手仕事のビーズ刺繍ビースもスパンコールもそれぞれ25万個の贅沢
・ボナールへのオマージュ
芸の細かさをオペラグラスで鑑賞する人も
・チケットやフライヤーのデザインになっているモンドリアンのカクテルドレス
間近で見られてワクワク
ライトベージューのウール生地に、黒の直線と3原色の赤、青、黄の配色は、モンドリアンの絵画そのものでした。
★ 最後の映像コーナー
ディオールの急死後に彼の唯一の弟子でディオールのチーフデザイナーとして衝撃的デビューを果たしたサンローラン。なぜ早々と「ディオール」から離れ自身のブランドを立ち上げたのかナゾだったけれど、これを見て納得。
戦争で徴兵されて精神疾患を患い除隊、そしてディオールの事務所を解雇されて。そういったいきさつがあり、「イブ・サンローラン」を創設したのですね。
ほんの数十秒の1998年フランス開催のワールドカップ
閉会式のイブ・サンローランのファッションショーが圧巻。(当時の記憶になかった💦)
2024年のパリオリンピックのセレモニーも華やかさを期待したいです
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美術館近くのスパニッシュでランチ
ミッドタウンのイルミネーションを見ながら帰りました。
ゴールドカラーの光の散歩道