こんにちは。

台風の影響で激しい雨が続いてる地域もあり心配ですが、被害が大きくなりませんように。

 

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7月下旬、猛暑の谷間のような日に迎賓館赤坂離宮王冠2へ。

昨年から何度かトライしている 本館「羽衣の間」のエラールピアノ演奏会イベント🎹は、今回も抽選で外れ汗汗汗

最終演奏日に合わせて先着順の和風別館の参観予約をとっていたので、夫と出かけてきました。

 

 

迎賓館本館は、一般公開されて割と早い時期と、平成天皇陛下御在位三十年慶祝行事(無料公開)などに母や娘と参観したことがあるけれど、和風別館は初めて。

少人数グループのガイドツアー形式の和風別館は想像以上に素晴らしく、久しぶりに鑑賞した本館と共にうっとりキラキラな1日でした。

 

 

 

四谷駅から徒歩7分

敷地の下を高速道路が走ってます

 

 

迎賓館は、かつて紀州徳川家の江戸中屋敷があった場所に、1909年に東宮御所として建設。

戦後に国に移管され、その後外国の賓客を国として接遇するための施設として改修、1974年に現在の赤坂離宮が完成。

 

本館は日本で唯一のネオ・バロック様式の宮殿建築物で、一歩足を踏み入れると誰もが思わず「ベルサイユ宮殿みたいラブ乙女のトキメキ」とつぶやきたくなります。優雅、壮麗、絢爛豪華キラキラ

 

西洋式の設え、接遇の本館に対し、1974年に新設された別館「游心亭」は、純日本のおもてなし(花・茶・和食etc)で諸外国の賓客をお迎えするための施設です

 

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参観当日は、予約時間の30分前に受付の手続きをして、主庭を見学しながら待ちます。

 

 

真っ赤なサルビアの花壇。主庭、前庭の花壇は季節ごとに、パンジー(春)サルビア(夏)マリーゴールド(秋)葉ボタン(冬)と植え替えられます

 

存在感のある噴水は、本館と共に国宝

 

 

 

 

さて、定刻となり担当ガイドさんの案内で初の和風別館エリアへハート

1グループ15人(今は20人)で、見学時間は1時間強。

撮影は一部和風庭園と外観のみok。

 

緑眩しい庭園ですが、お奨めは、紅葉の季節と梅の花が咲く頃だそうです

 

盆栽

 

 

錦鯉の泳ぐ池

 

池に太陽の光が差し込むと、廊下の天井に水の「ゆらぎ」が投影

ゆらゆらと美しく、日本的な情緒を感じます

 

和風庭園の次は、正面玄関と渡り廊の坪庭の見学。

館の中でスリッパに履き替える際、エリザベス女王やトランプ大統領のスリッパにまつわるエピソードや、私たちにも賓客になったつもりでどうぞ、という微笑ましいサービスも。

 

47畳敷きの主和室は、和会食をはじめ着物や生花の観賞や日本舞踊も催されるとか。

即席料理室、茶室は、賓客をもてなす心憎い工夫が随所にあります。

 

皇族方や各国首脳、和風館を設計した谷口吉郎氏らのエピソードを交えながら、ガイドさんの淀みないお話が続き、本当にあっという間の楽しい1時間のツアーでしたラブラブ

 

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ツアー解散後に、西洋式の設えで華麗な本館へ乙女のトキメキ

こちらはガイドはつかず、玄関ホールや2階の「花鳥の間」「彩鸞の間」「朝日の間」「羽衣の間」の4部屋を自由見学。

 

西洋式で豪華なシャンデリアや調度品が目を引きますが、七宝焼きや漆など和の要素も取り入れています。

 

各部屋には、接遇の際のパネル写真が飾られており、安倍元首相のお写真もあらためて何枚か拝見し、安倍さんを偲びました。

 

 

全ての参観が終わり、前庭にまわります

 

 

 

 

前庭では、キッチンカーによるドリンク、軽食、アフタヌーンティーも音符

 

 

正門も国宝。

 

昔は一般公開されてなかったので、両親はこの辺りを歩くたびに正門扉に顔を近づけ、隙間から中を覗いて色々と想像していたとか。

亡くなった父にも、一目 宮殿やお庭を見せてあげたかったですキラキラ

 

 

*9/23、24は迎賓館秋の特別イベントとして、夜間公開を実施(予定)

日没後には本館をライトアップ、楽しそうですね。

 

東京にもこんな所があったなんて・・・と思わせるほど素敵乙女のトキメキで見どころの多い迎賓館。おすすめですキラキラ

私もエラールピアノ演奏会🎹イベント、次こそ当たるといいなぁキラキラ