宣告/診断名がつく

 

19:40   K先生より、十二指腸乳頭部がんである旨、説明あり。

   (先に家族である私に説明し、本人に告げて良いかの確認でした。

    普段から、大きな病気にかかった際のことは話し合っており、隠し事はしない、

    一緒に「どこまでも” We" という立場でいこう」と決めていたので、翌日に

   改めて本人と共に説明をしていただきました。)

   

   本人は、この時点で水分の摂取許可が出ました。

 

   今日のERCPでは、十二指腸乳頭にある癌のため、針が十二指腸に抜けず(管を通して、減黄を図る予定だった)明日、再度、肝臓、ダメなら胆嚢に管を入れ、胆汁を引く。

 

  手術は2月下旬の二日間のうちどちらかという説明があり、外科の部長がする。

 それまでに、あらゆるデータをとり、食事で体力をつけ、ストレスをなくして臨む。

 スタッフ、本人も含め、ベストな状態で手術に持っていくと予定をお聞きしました。

 

 現在の所見では、がんは2cm。湿潤も見られない。

 来週(木)にエコーをかけ、肝臓周辺の血管の走り方を見る。

 

 十二指腸乳頭部がんは、症例は多くないが、その他のがんに比べ、予後がいいとのこと。

 膵臓にきちんと膵管が走っているのが見えたので、そちらに転移はないといえる。

 

 

 

 

心配もしくは懸念事項

お世話になっている病院は、外科だけ。一般外科であること。

セカンドオピニオンを(当時はまだそこまで一般的ではなかった)受けたい。

 

帰宅し、正しい道を選びたいという気持ちでいる中、夫の勤務先が福利厚生で、

(株)法研の「ベストドクターズ」というセカンドオピニオン的な、症例とマッチングする先生の紹介をしていることを思い出し、朝イチで連絡を取ることとする。

 

 

  患者データ

夫:40代前半

  中肉中背。健康で、骨折以外に病院にお世話になったことはない。

  めったに風邪もひかない。

  健康診断は毎年受けており、今回の黄疸が出る1ヶ月前にも受けていたが、異常なしだった。アスリートタイプで、マラソン大会の参加やスキー、登山などアウトドア派。